スーパー猫の日おめでとう(2022.2.22)

2022年5月18日

今日のるるちゃん
今日のぽっぽちゃん

今日は2(にゃん)が6つ並ぶ、スーパー猫の日。

我が家には、2匹の猫、黒のるる三毛のぽっぽがいます。民家の庭先で産まれた、保護猫姉妹です。今年5月で満5歳になります。

最初に迎えたペットはウサギのみみちゃん(ネザーランドドワーフ・オレンジ)でしたが、満9歳で死んでしまいました。かわいいかわいいみみちゃん。

みみちゃん

みみちゃんが亡くなって数ヶ月後、家族とやっぱりペットが欲しいねと話していて、

*もうすぐ夫が定年退職を迎える。(子ども二人は県外で夫婦二人だけの生活が始まる可能性大)

*ウサギは見ててかわいく癒されるけど、もう少しかまえたり、話しかけたりできる方がいいかも。

*兄と妹宅でそれぞれ猫を飼っているので、わからないことがあったらすぐに聞ける。

などの理由で猫を飼うことにしました。

私は三毛猫が好きだったので、保護猫を探しました。人に聞いたり、動物管理センターの譲渡会に参加したり、ネット上のサイトで探したり。どれもあと一歩のところで縁がなく、なかなかみつかりませんでした。2017年の3〜7月のことです。

動物管理センターの譲渡会は、一家族一匹、希望者が二組以上になった猫は抽選になります。毎週水曜日にあり、午前中に電話をかけて猫がいるかどうか聞いて、いたら午後からの譲渡会にキャリーバッグ持参で参加します。

正直、譲渡会に行けばすぐに猫がもらえると思っていました。ところが、猫の繁殖期に早かったせいもあり、なかなか譲渡会自体が開かれません。たまに開かれても、希望者が多く、抽選に外れまくります。

(今、富山県動物管理センターの譲渡会を調べてみたら、コロナの影響でやり方が変わっていました。)

最初は、猫初心者だし、一匹でと思っていましたが、譲渡会でお会いした方が、「うちに二匹いるけど、三匹目が欲しくて来た」「複数いると、お互いにじゃれあって、すごくかわいいよ!」と言ってて、多頭飼いに興味がわきました。

その頃、いつでもすぐに迎えられるよう、猫飼いグッズは揃えてありました。一匹分でしたが。

6月頃、パートの同僚が「祖母宅で野良猫が子どもを産んだから、何匹でもあげられるよ」と言ってくれました。写真を見せてもらうと、三毛猫ではありませんが、薄い茶色のとってもかわいい猫たちで、私と娘は舞い上がりました。

母猫にある程度まで育ててもらってからの方が良いということで、数週間待ちました。「今日、保護するからね」と言われ、わくわくしていましたが、何かを察した母猫が子どもたちを連れて、姿を消してしまっていました。

次はネットの譲渡サイトで毎晩猫を探しました。ようやくはちわれの男の子をもらえることになり、喜びました。

この頃には二匹欲しい気持ちが膨らんでいたので、もう一匹、引き続きサイトで探しました。すると、色々な種類の兄弟猫を見つけました。三毛猫もいましたが、娘がさびが良いと言うので、さびがもらえるか聞いてみました。ところが、「さびだけいち早く譲渡先が決まっている、他の猫はどうですか」とのこと。「では、三毛猫をください」と言うと、「黒猫ももらってくれませんか」と。三匹は不安なので、「ごめんなさい、三毛だけで」と交渉成立。

はちわれと三毛。やっと決まった、うちの猫。早く来ないかな!

ところが、週末にはちわれを迎えに行くことになっていた、その時。はちわれの保護者から、電話がかかってきました。泣いておられました。「ハチが死んでしまった」 私は呆然としてしまいました。写真で見てた、かわいいハチ。うちとは縁がなかった…

三毛の保護者に「黒猫ももらえないか?」と連絡すると、まだ譲渡先が決まっていないとのこと。

そして、2017年7月9日。我が家に念願の仔猫を二匹、迎えることができました。

大きな段ボールの隅で、小さな猫たちが身体を寄せあって、こちらを睨んでいます。手を伸ばすと、「シャーッ!」と怒ります。エサをやろうとしても、「フゥー!シャー!」と怒ります。

うちに来た日の2匹

でも、威嚇しているのはだいたい黒猫。三毛猫はきょとんとした顔で、エサを食べようと近づいてきます。それを身体の大きい黒猫が「知らない人間の出すエサは食べるな!」とばかり、三毛の動きをさえぎって守っています。面白い。

さて、猫たちの名前ですが、「るる」と「ぽっぽ」に決めて、首輪も作ってありました。るるちゃんにはピンクのリボンにRのチャーム。ぽっぽちゃんには黄色のリボンにPのチャーム。まだどちらになるかは決まっていません。

翌日、動物病院に連れていきました。性別がわかった時点で、名前を決定することにしていました。もし、雄と雌なら雄がぽっぽ、雌がるる。同性なら三毛がぽっぽ、黒がるる。先生に名前を聞かれ、「るるとぽっぽです!」と言うと、「どっちがるるちゃん?」「まだ決まっていません」…先生、ずっこけてました。「それは決めておこうよ〜〜」

来た一日目で、黒猫は慎重で三毛を守る姿勢が見られ、身体が小さい三毛猫は危険を察知せずポカタンとして見えました。どちらも雌だということで、黒をるる、三毛をぽっぽと名付けました。

最初の診察時の体重は、るるちゃん 700g ぽっぽちゃん 550g でした。誕生日の推測は5月中旬ということで、カレンダーを見て大安だった5月21日に決めました。

アンモニャイト
キャリーバッグに収まる2匹

一番のピンチは、るるちゃん失踪事件です。二匹は完全室内飼いですが、来てすぐの頃に一度、網戸の一瞬の隙をついて、るるちゃんが庭に飛び出してしまいました。幸い、出る所を目撃していたこと、カーポートの車の下にうずくまっていたことからすぐに保護でき、この時は事なきを得ました。この経験から、外に出さないよう十分気をつけていたのですが、2018年の秋、るるちゃん2歳時に事件は起こりました。

その日、家の水漏れを調べるため、業者さんが来ていました。私は、友人と京都へ日帰りバス旅行に行っていました。猫たちは、家の中を一階・二階と自由に行き来していましたが、普段と違う物音や他人がいるとどこかに身を隠し、出てきません。この日も、二階からは降りないだろうと思い、一部屋に閉じ込めたりはしませんでした。

昼頃、夫から「るるちゃんが見当たらない」と連絡がありましたが、いつものようにどこかの隙間に入り込んでいるだろうと心配していませんでした。ところが、夜、家に帰りあちこち探したけれど、見つかりません。業者さんがドアを開けていた時間もあり、外にも探しに行きました。あまり遠くには行かないはず、庭のどこかでうずくまっているはず、と希望を捨てずに探しましたが見つかりません。もう、SNSに投稿して、探してもらうしかないか。そう思って家に戻りました。

ふと、「あれ、業者さんは、床下収納庫から出入りしてるよね…」うちには台所と洗面所の二か所から床下に行くことができます。台所の床下収納庫の扉はまだ上がったままです。ここから入ろうとしましたが、どうしてだったか覚えていませんが、断念して洗面所の収納庫から入ってみました。暗いので懐中電灯を持ちながら這い入りました。「いますように、いますように」と祈りながら懐中電灯で暗闇を照らします。「るるちゃん、どこにいるの」「出てきて、るるちゃん」

その時、暗闇に二つの光が!

るるちゃんの目でした。目あけてて良かった!寝てたら絶対分からなかった!

ブロックの&支え棒のすぐ右側にある目、分かりますか?

「るるちゃんおった!」

大急ぎで匍匐前進で近づいてみましたが、るるちゃんは反対側(台所方面)に逃げます。家の構造上、床下から外には猫でも出られないので、ここは落ち着いて家の中に戻り、台所床下収納付近にエサを置き、自分で出てくるのを待ちました。翌朝、無事戻ってきていました。

二匹ともすくすく育ち、昨年秋に病院で計ってもらった体重は、るるちゃん 6100g ぽっぽちゃん 5300g。大きくなりました。

二匹で仲良く入っていたキャットタワー
溢れています タワーの柱も壊れました
一匹ずつになり
やうやう
やうやう

今日はスーパー猫の日 うちにきてくれてありがとう いつまでも元気に過ごしてね

にゃお~んにゃんにゃん(2022)

るるちゃん
るるちゃん
ぽっぽちゃん
ぽっぽちゃん

にゃんにゃにゃん(2/22)

「にゃ〜ん」と人を呼んではキャットタワーに飛び乗って、身体を撫でてもらうるるちゃん。

私のお風呂上がりを待って、ひざに飛び乗って、身体を撫でてもらうぽっぽちゃん。

ふわふわを撫でながら、「うちに来て良かったね、二匹で来て良かったね」と話しかけます。

でも、一番良かったのは…私の心が癒されていること。本当にありがとう。