マザー・テレサの微笑み 「365人の仕事の教科書」6月4日 渡辺和子さん

365人の仕事の教科書

今年3月に『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』を2冊同時に購入してから、ほぼ毎日その日のページを読むことにしています。

初回、3月31日に出町譲さんの文章を読んだときに、高校生時代の私にタイムスリップし、大変嬉しかったです。【「365人の仕事の教科書」3月31日出町譲さん】

  • ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんとマザー・テレサ

今日6月4日はノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんの、「マザー・テレサはなぜキレなかったのか」というお話が載っていました。マザーが、1984年に来日された時に日本のマスコミや一般人が殺到し、たくさんのカメラを向けられフラッシュを浴びせられ、「こちらを向いてください」「次はこちらを」と次々に声をかけられたにも関わらず、常に笑顔で対応する姿が書いてありました。

異国の地で、長距離の移動やハードな講演会の日程で相当お疲れのはずなのにニコニコと笑顔を絶やさない当時74歳のマザー・テレサ。渡辺さんは、マザーの体調を心配しながらも「マザーは写真を撮られるのが好きなのかな?」と考えます。

そして、その日の日程が全て終わり、マザーと渡辺さんが二人きりで修道院へ歩いていたとき、マザーが言われます。「私は、フラッシュが1つたかれるたびに、死にゆく魂が神様のみもとに安らかに召されるように神様と約束してあるのです。」と。

私と宗教

マザー・テレサは言わずと知れた、キリスト教(カトリック教会)の修道女です。私は神道好き(祖父が宮司)の仏教浄土真宗(実家が西・婚家が東)なので(とはいっても日常的に何をするでもなく、信者とは言えません)、キリスト教や世界の宗教、浄土真宗以外の仏教については、簡単な知識しかありません。「宗教と政治と贔屓の野球チームの話はするな」と言われますし、宗教に執着しない多くの日本人がそうであるように、*生まれたら神社でお参り(お宮参り→七五三→厄除け…) *結婚式は神道で雅楽の流れるなか*行事は花祭りはやらないけど、ハロウィーンとクリスマスは大好き *お正月は鏡餅飾って神社に初詣 *お盆は必ずお念珠持ってお墓参り *何かあったら神社仏閣に神頼み仏頼み *お葬式は多分仏教…と良いとこ取りミックス。

私的には、神道は「倫理・道徳」仏教は「宗教」クリスマスやハロウィーンは「行事」って感じです。なので、もし宗教について誤った書き方をしている箇所があったら、ごめんなさい。

マザー・テレサの言葉に触れて

話がそれました。先のマザー・テレサの言葉に触れて、ハッとしました。私は修道女ではないので、「死にゆく魂が…」とはできませんが、キレないためにこのような考え方をすることはできそうです。思うようにいかないとき(特に他人が絡む場合)、イライラしてキレそうなとき、思考を何かに方向転換することで、他人にも自分にも良くなる方法があれば、実践するのみ。

  • 降りかかった災難

以前、こんなことがありました。高速道路の某サービスエリアで買い物をした時のことです。詳しくは省きますが、そこで私には許容しがたいことが起こりました。車に戻ってからも、レジの人に対するあれやこれやが噴出し、一人で運転しながら罵詈雑言を大声で喚きながらしばらく進みました。ああ、腹が立つ!こう言ってやればよかった、他の人たちに聞こえるように間違いを正してやればよかった、もう2度と来るものか、社員教育がなっていないと本社に連絡するか、SNSに書いてやろうか、S.A名ぼかすか?いや、誰が見てもわかるように○○で有名な××S.Aって書くか?などと復讐に燃えていました。

  • ネガティブをポジティブに変換

しかし、いい歳をして怒り狂っていると、だいぶ疲れます。ストレスは発散できますが、別のストレスが身体に溜まってきます。「このイライラをどうやって収めよう…」前に読んだ『ネガポ辞典』を思い出しました。ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換して、心を軽くすることができます。例えば、・失業→自分探しの時間    まさに、最近の私のことです。そこで、先ほど起こった出来事を順序だてて思い出してみます。あそこでミスったのは私、それは否定しない。でもそれは故意ではなくうっかり、というか前の人に倣って行動しただけ。それなのにあのレジの人の対応は酷すぎる。接客業としてあり得ない。でも、私は異議を唱えず、いわれるままに従った。自分が正しい接客をしたと思っているなら腹が立つ。一言ぐらい何か言ってやればよかった。でも、何も言わず我慢した。車に乗って怒りが込み上げてきた… これをどうポジティブに変換する?

あ、そうだ、私の後ろにいたお兄さん。全て見ていて、私が理不尽な接客をされていることを理解してくれていたはず。少なくても彼は、私に対して悪い印象は持たなかったはず。「かわいそうなおばさん」ってところかな。もし、私が大声で反論していたら、あのお兄さんはなんて思ったでしょう。「かわいそうなおばさん」ではなく、「うるさい、めんどくさい、性格悪い、でぶばばあ」になっていた可能性大!ああ、よかった!

そう考えたとたん、怒りがスーッと収まっていくのが驚きでした。なんなの、人間の脳って。これが自分でコントロールするってことか。

自分はどうするか

そうはいっても、他人と対峙しているといろいろと嫌なことが起こります。理不尽な思いや、イライラすることが大小様々次から次へと。基本スルーすることにしていますが、仕事上のことなどはきついことがあります。そういう時は、事情が分かる人と愚痴りあうのが一番とも思っています。

イライラしたときに、スッと心を落ち着けられる自分なりの方法、マザーの「死にゆく魂が神様のみもとに安らかに召されるよう」に見合う、なにがしかの言葉を見つけていきたいと思います。

参照: 『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』 『ネガポ辞典』ネガポ辞典制作委員会