【ジャパネットクルーズで日本一周】④ 1日目(5/7・日) 横浜出港 2023年5月7日出発 MSCベリッシマ 

2023年6月26日

japanet全船貸し切り 豪華客船「MSCベリッシマ」で巡る あこがれの日本一周 クルーズ10日間の旅   「函館」「秋田」「金沢」「釜山(韓国)」「鹿児島」「高知」 横浜発着  ジャパネットクルーズの公式はこちら MSCベリッシマはこちら  

(乗船前) 【ジャパネットクルーズで日本一周】①出発前の準備 2023年5月7日出発】 【ジャパネットクルーズで日本一周】②行動イメージ 2023年5月7日出発】

【ジャパネットクルーズで日本一周】③前日 富山から横浜 2023年5月7日出発 から続く

【このブログは乗船後の体験記になります。写真は体験時のものです(いくつかは別日の写真を載せています)。ダラダラ気の向くままに書き連ねる100%個人の感想です。この後はピンクの背景にしません。】

ホテルの朝食~チェックアウト

待ちに待った今日が始まります。外はあいにくの雨ですが、さほど強くはありません。良かった!

朝食は、ここのホテルの目玉、スープモーニング。もちろん、私一人です。夫は部屋でコンビニおにぎりを食べています。スープが3種類から選べ、私は野菜がたくさん入ったトマトのスープ、ドリンクはオレンジジュースをチョイス。サラダに生ハムが乗ってる!スープは優しいお味で身体にしみる~~~

クルーズのチェックインが15時なので、ホテルのチェックアウト11時まで客室でねばります。10時に7月の舞台「パラサイト」のチケットを取るためスタンバイ。超人気で半分諦めながらも奇跡的に「注釈付きA席」が取れました!やった~~~。ところが、チケット購入手続きで問題発生。クレジットカードを登録し、ショートメールに来る認証番号を入れれば完了のはずが、ショートメールが来ない…なんか最近クレジットカードを守るために厳しくなってる?とかで、そういえばこの前もネットショッピングができないことあったな。え、え、何?どういうこと?これ、どうなるの?結局購入できずにアウト…ついてない…

横浜中華街へ

時間が来たのでチェックアウト。キャリーバッグをコロコロしながら外に出ると微妙な降雨。傘さすかささないか、ささなくて良いか?ここから市バスで中華街まで行きます。

中華街でバスを降りると、そこそこの降雨。傘必要。コロナ5類移行は明日なのに、中華街はすでに結構な人混み。15時大黒ふ頭客室ターミナルなので、山下公園元町駅には14時に着けば良いかなと、それまで2時間半ほどランチ込みの時間潰し。雨がひどくなってきたので、キャリーバッグに家から持ってきたゴミ袋と言うかビニール袋をかぶせて、とりあえず喫茶店へ入ろうと「幸せのパンケーキ」へ。

ふわふわパンケーキが売りのお店でしたが、グッと我慢してカフェオレを注文。外国人のグループが次々入店してきます。外国のガイドブックに載っているのかな。おいしいものたくさん食べて帰ってね。

良い時間になったので、隣のフカヒレ中華屋さん「廣翔記」に入店。四半世紀以上前に夫と中国返還前の香港へ格安ツアーで行ったとき、フカヒレと言うものを食べようとしましたが、お値段が高すぎて手が出ず、ファストフード店のフカヒレスープを食べて「どれがフカヒレ?この筋みたいなやつ?」となったのを思い出し、自分たちも良いお歳になったしここらでちゃんとしたフカヒレを食べてみようと珍しく夫が主張。私は、どちらかというと飲茶にしたかったので、夫はミニフカヒレセットを、私はフカヒレ飲茶を注文しました。

夫のセットはフカヒレ、チャーハン、スープ、フカヒレ春巻き、杏仁豆腐がついてきます。フカヒレとチャーハンを少し食べさせてもらいました。ふむふむ。ちゃんと形のあるフカヒレ初めて食べた。フカヒレ飲茶セットは、まずポットサービスの中国茶(ジャスミン茶を選択)が来て、次いで熱々の大根餅2、フカヒレ春巻き2、ゴマ団子1が来ます。大根餅は1つ夫にあげます。お茶も二人でシェアします。みんなおいしい♪ 

次にこれまた熱々のせいろが。フカヒレ焼売2、エビ焼売2、小籠包2。ちょっと量が多すぎやしませんか?これって二人でシェアするものだったのかな? で、1個ずつ夫にあげます。

最後にテゥルンテゥルンの杏仁豆腐をいただいて、お腹いっぱい。ああ、おいしかった!フカヒレも食べたし、明朝にはお肌もツベツベ、元気はつらつでクルーズを楽しんでることでしょう。

シャトルバスに乗るため「山下公園元町駅」へ

お店を出たら、なかなかのどしゃ降り。駅までは近いしなんとかなるでしょう。なるべく近くの地下鉄入口から「山下公園元町駅」へ入ります。予定通り14時に駅到着。改札付近まで来るとMSC のベストと看板を装備したスタッフがすぐにわかり、声をかけるまもなく「そちらの出口からどうぞ」と誘導してくれます。

こちらに向かって大きなスーツケースやキャリーバッグを持ったご年配とお見受けするおじ様おば様が次々に流れてきます。私たちも人波に混じりながら昇りのエスカレーターに乗り、どんどん出口に排出…されてかん!ちょっとちょっとおば様たち、止まらんで!いくら雨がひどいからって、エスカレーター終わりで立ち止まって空見上げんといて!雨に濡れるからってそこに止まったままだと超危険なんですけど!混雑きわまりなく、夫がでかい声で「止まらないでください!先に進んでください!」と注意喚起しています。ジャパネットさん、ここに誘導員必要ですよ。

雨の中山下ふ頭到着

山下ふ頭からシャトルバスに乗るべく、みんなでぞろぞろ歩きます。途中、左の方向に行く集団がありましたが、あちらは山下ふ頭から出る別のクルーズ船に乗船のようです。私たちのMSCベリッシマは大きすぎてベイブリッジの下をくぐれないため、橋の向こうに作られた大黒ふ頭からの乗船です。

山下ふ頭到着。入り口の門付近からすでに長蛇の列になっています。予想していたことなので、くじけずに列の最後尾に並びます。青いペラペラのカッパを着ている人がチラホラいますが、どこかで配っているのかな。私たちは傘をさしているので大丈夫でしょう。ただ、折り畳み傘なので小さくてキャリーバッグまでは守れません。ごめんね、かぶせたゴミ袋でなんとか耐えて。

テーマパークのアトラクション待ちの列のように、ダラダラと進みます。前に並んでいる方が「チェックインの時間が遅い人まで並ぶから混雑するじゃない、時間守って並んで欲しい!」と怒っておられます。頭の中で素早く計算…。現在14時10分、15時大黒ふ頭でチェックイン、山下ふ頭からはシャトルバスで15分、大黒ふ頭に15分前に着くとしてこの行列からみてバスに乗るのに20分以上は楽にかかるだろう、うん、完璧な時間配分。

ところが待合室の前辺りに来たところで、急にスタッフの人が「今並んでおられるのはチェックインの時間が13時の方だけです!それ以降の方は、待合室で呼ばれるまでお待ちください!」と叫び出します。え、今ですか?  それ、いつ決まったんですか?最後尾にお客さんが並ぶ前に言えば良いんじゃないですか?雨の中の行列10分間は何だったん。っていうか、今14時過ぎてるんですけど。13時の人ってどういうことでしょうか。

カチンときたけどしょうがない、列から外れて待合室へ。案の定混雑していて空いている椅子はありません。まあ、雨の中ぞろぞろ歩きよりもましか。部屋の隅っこにレジャーシートを敷いて座り、タブレットで怖い話を読んだりお絵描きロジックゲームをしたりして時間を過ごしましょう。どのくらい待たされるのかの見当もつかずにいると、割と早めに14時半のグループが呼ばれる。これ、案外早いのかも。

シャトルバスに乗るための行列@雨の中

30分ほど経過して、そろそろ呼ばれるかなと思い、レジャーシートを片付けて待合室の入り口付近に着いたとたん「お待たせしました、チェックイン時間15時の方はバス乗場にお越しください」とアナウンスが入り、なんというタイミングの良さと喜んで雨の中へ。バスに乗る前に、大きな荷物を預けることができますが、私のキャリーバッグには、部屋についてから着替えてメインレストランへ行くためのワンピースが入っているので、預けずにこのまま持っていきます。夫のリュックは預けようと話していたのですが、手荷物を預ける列とバス乗車の列が違ったため、少しでも早くバスに乗りたいと預けずに列に並びました。

ここからが、試練修行の始まり。時間区切られて呼ばれてるんだから、しかも、15時組呼ばれてすぐにかなり早めに並んだのだから、そこそこでバスに乗れたと思うでしょ、残念、バスに乗れたのは、どしゃ降りの雨の中一寸ずりで進み40分後。私たちで40分後。1時間以上待たれた方もいらっしゃるんじゃないかな。

しかもあきらかに私たちよりも年齢が上の方々。いくらジャパネットクルーズ初日と言えど、年齢層はわかっていることだし、人数とバスの台数を考えて対策を講じれば、ここまで苦行を強いることにはならないのでは。途中、突然現れた巨大なガンダムに歓声を上げた時と、バス乗場直前のテント内に入ってホッとした瞬間は気持ちが明るくなりました。あと、一緒に並んでいるおば様方とちょいちょいお話しするのも楽しかった。

それから、もうひとつもの申すとしたら、ここで預けたスーツケースたち、じゃぶじゃぶの水溜まりの中、底を浸しながら運ばれていきましたよ。中の荷物大丈夫だったのかなぁ。

バスに乗れたはいいけれど…

バスのお腹にリュックとキャリーバッグを入れてもらい、番号札15番をもらって無事乗車。この時点で15時半過ぎています。バスが動き出せばすんなりと15分ほどで大黒ふ頭客船ターミナル敷地内に到着。あれ?バスがズラッと並んでないかい?止まったまま動かなくなったんだけど。まあ、座ってるし雨もしのげているから良いんだけど。

ここでバスの運転手さんからアナウンスがありました。曰く、「前のクルーズの帰港が遅れたため、ジャパネットの乗船が遅れている」「前のクルーズの乗客が降りきらないうちにジャパネット側がお客を乗せるよう要請した」「現在税関がクローズしているため、皆さんをバスから降ろすわけにはいかない」なんじゃそれ。そういえば、前のクルーズはGW中でお子様連れも多くいらしたはず、この雨の中大丈夫だったんだろうか。

バスの中で待つこと30分以上…ようやく税関が開いたのかバスが動き始める。なんとなく諦めと言うかなげやりと言うか、何かもう良いやと言う気持ちになってくる。あんなに楽しみにしていたクルーズが、天気と同様暗雲立ち込めている。コンナハズジャナカッタ…

税関から待合室に

バスを降りて税関へ。ここはびっくりするくらいすんなり通過。(もう、感覚が麻痺している) コロナ5類移行前日、すでに身体や服は濡れてヨレヨレ、雨やら汗やらでマスクの中は蒸れ蒸れ、ようやく税関を過ぎて次は…記念撮影⁈眉毛が消えて口紅もぬっていないのに写真撮影?! 誰得? 

それでもカメラを向けられると悲しい性かニッコリ微笑む私。そこで思い出す、あ、笑って良いんだ。これから楽しいクルーズ旅行が始まるんだった。船はもうそこに停まっていて私が乗るのを待っている。待っててね、『12009号室』今行くからね。

待合室はとても広い。椅子がいっぱいあるし、トイレもWi-Fiもある。もしも、シャトルバスに乗らずに直接タクシーでここへ来ていたら…今頃船内でゴージャスな体験をしていたのだろうか。船内マップとジャパネット通信vol.1をもらい、椅子に座る。ここでも番号が呼ばれるまで待機です。私たちはシャトルバスに乗る時にもらった15番。まだ先です。番号を呼ばれた人々の流れをみていると、次に入る扉は左側のあそこね。ということで、その扉の真ん前で待つことに。こういうことは抜け目ない。乗船後に行われる避難訓練のやり方がアナウンスされているので、簡単にメモる。

チェックインカウンターまで何と遠いことか

30分近く待ったところで、もう次の番号なんだけどまだ大丈夫かなと思ってトイレに行くことに。女性トイレは行列になっていて、並んだとたんに「15番の番号札の方」と呼ばれ、あわてて列から離れて夫や荷物のもとへ。またゾロゾロとチェックインカウンターのある部屋へ。ここの入り口で体温のチェック(機械の前を通りすぎるだけ)がありました。

ここでもテーマパークの入場列のごとく、ロープで作られた道を少しずつ止まることなく進みます。グルグルグルグル、あ、またこの人たちだ。グルグルグルグル、あ、またこの人たちね。で、40分。雨に降られていないだけましか、と妙な安堵が…いやいや、違う!番号順に呼ばれましたよね、それまで皆さん椅子に座って待ってましたよね。それなのに、グルグル40分。これが正しい乗船手続きなのかどうか、はじめてのクルーズなのでわかりませんが、年齢層の高い団体で、早く並んだからといって良い部屋が割り当てられるでもないのに、なぜ40分も並ばせる必要があるのでしょうか。もっと長い時間並んだ方もいらっしゃるはずです。

15時チェックインと指定されていた私たちがチェックインカウンターにたどり着いたのは、17時半を回ってから。あの、17時を過ぎたら船が停まっていても乗船できないんじゃなかったのかな?

チェックインはスムーズに終わりました。パスポートと乗船券、コロナの抗原検査陰性証明とワクチン2回以上接種証明、健康アンケートを提出し、顔写真を撮られて待つこと数分、クルーズカードが渡されました。事前にジャパネットから届いていた特製ストラップに付けて首から下げるとようやくワクワク感がよみがえってきました。メインレストランの指定時間は17:30。えっと、もう過ぎているんですけど。

いよいよ乗船が近づいてきて

お手洗いをすませ、いよいよ乗船です。お手洗いでお会いしたおば様と「ようやくここまでたどり着きましたね」「スカートの裾ビショビショだったのが乾きましたよ」などど話していると、おば様はクルーズ旅行を何度もしている方で、「こんなの初めてよ!時間がかかりすぎでしょ!」と。ですよね、これはイレギュラーなんですよね。ああ。アンラッキー組かぁ。そもそも私、晴れ女なんだけどな。それがあの雨。おかしいと思ったよ。

白いテントの通路を船に向かって歩いていると、突然前を歩いていたお姉さんが「はーい、皆さんこんにちは!私は今から、いよいよMSCベリッシマに乗船しま~す!」と満面の笑みで撮影を始めました。え、え、有名人?YouTuber?私疎いからわからないけど、私写っちゃってないよね、ヨレヨレのボヨボヨ、全世界に発信されないよね。いいなぁ、こういうはつらつとして元気な女性。素敵です。自信があると言うのは、人を輝かせますね。

ジャパネット君?がお出迎え。ベリッシマは巨大すぎて写真に収まりません。ええと、私たちの『12009号室』はあの辺かな。白いところ。わかりやすい。もうすぐ、着くから。

ようやく乗船すぐに試練

船内に入り、クルーズカードのチェック、顔の確認(パソコンで確認している時に自分の写真見えたんだけど、何で顔の上半分しか写ってないんかな)、手荷物のX線検査を経てようやく、ようやく、憧れの豪華客船MSCベリッシマ号の中に入れました。

とりあえず、まずは客室へ。と思うでしょ、これがまた…。エレベーター、数基あります。何人も先に待っておられます。ここは4階、エレベーターが降りてきます。8,7,6,5…次だ、この人数なら私たちは乗れないな、次のに乗ろう。扉が開いて人々が乗り込みます。やっぱり私たちの直前で満員。うんうん、想定内、イライラしないよ。ほら、エレベーターは次々降りてくる。

…8,7,6,5…6,7,8… あれ?どこ行った、私たちのエレベーター。まあいいや、次のがきてるし。…8.7.6.5… 次だね、4階。…6,7,8 ええっと…これはどういう。あ、でもこっちのも降りてきてるし、大丈夫。次に来たのに私たち乗れるし。…8,7,6,5,…4 来たぁ!来た来たぁ!扉開きます。私たち一歩進みます。「すみませ~ん。ヨットクラブの皆さんを先にお願いしまぁす!」あ、はい…どうぞ…

ヨットクラブの皆さん、若干気まずそうに私たちの前を通って行かれます。いいんですよ、当然の権利ですし、堂々と誇らしげに行ってくださいな。MSCさん、できれば、ヨットクラブ専用エレベーターを付けてくださいな。

…8,7,6,5,6,7…おかしい、もう待てない、5階まで階段を昇ってそこからエレベーターで12階まで行くことに。さすがに全部階段はキツいし。で、5階でエレベーターを待つとすぐに昇り扉が開いてくれる。嬉しいんだけど、これ、また4階で待つ人無視して来たんだよね?

そんなこんなでようやく12階までたどり着き、奇数番号客室は進行方向左側、どんどん進みます。あ!もうスーツケース届いてる。この部屋もあの部屋も。SGムービングに頼んだものかな。うちにも届いてるかな。狭い廊下をずんずん行きます。遠い…仕方がない、『12009号室』はほぼ真ん前。隣の007号室はスイートルーム。真ん中希望したけど殆ど船首。一部視界不良バルコニー部屋だから仕方ない。

ついに!私たちの客室へ!

ついに。ついに到着。『12009』のプレートが輝いて見えます。待たせたね。あ、うーん、スーツケースは届いていないのね。残念。とにかく部屋へ。クルーズカードをかざしてドアノブを下げる。開かない。もう一度、クルーズカードをかざしてドアノブ、下がらない。イライラする元気は残ってないよ、夫に交代、クルーズカードをかざしてドアノブを…カチャ…開きましたね、夫、ありがとう。

クルーズカードを電気用のパネルに差し込むと、部屋の電気が付いてテレビから避難訓練の仕方が流れます。ベッドの上にはプール用タオルとデイリープログラム(船内新聞)とジャパネット新聞。おお!これがデイリープログラム!ほうほう、今日のスケジュールが書いてあるのね。今日はもう夕飯食べてジャパネットの説明会行って避難訓練をしたらおしまいだろうね。でも、何か違和感があると思ったら、このデイリープログラムとジャパネット新聞は、前のお客さんのためのものでは?下船案内って。 

心配だった一部視界不良バルコニー、私たちの部屋はバルコニーの柵の部分が透明じゃなく、金属の白いパネルになっていて、柵の部分からは外が見えません。でも、柵の上部分は遮るものがないので、外が全部見えます。しかも、柵の下の部分に隙間がないので「すき間から何か落としたらどうしよう」「すき間から滑り落ちたり挟まったりしたらどうしよう」と心配になるすき間恐怖症候群の私には、あつらえたようなお部屋♪ありがとう、『12009号室』。10日間よろしくね。下をのぞくと、これから乗船する人たちがまだ列になっています。現在の時刻、18時過ぎ。

早速部屋の中を調べます。写真撮りまくり。

洗面室とトイレとシャワーはこんな感じ。

ジャパネットクルーズ説明会

そうこうするうちに外にはお客さんの姿も見えなくなり、全員乗船したのかな。乗船が大幅に遅れたため、ジャパネットの説明会や避難訓練の時間も変更になるとのアナウンスあり。流れ的には、19:30 ジャパネットの説明会→20:00 ビュッフェで夕食(メインレストランは指定時間17:30のため間に合わず)→21:00 避難訓練という感じ。

ベリッシマに乗ったら、まずはここで写真撮らなきゃね。着替える元気もなく、ヨレヨレのままとりあえずスワロフスキーの階段で一枚。

ジャパネットの説明会のためにカルーセルシアターへ。通り一辺倒な説明を聞く。疲れて頭が回らない。とにかく、さっき部屋にあったデイリープログラムたちは前回のクルーズ用で、私たちの分は20時頃に部屋に配られるとのこと。うちにだけ間違ったものが配られたんじゃなくて一安心。では、楽しみの一つ、はじめてのお食事へと参りましょう。

クルーズ初食事はビュッフェでピザ

ビュッフェはたくさんの人が居ましたが、端の方は席が空いていてすぐに食べ物を取りに行くことができました。ビュッフェ内のバーにはドリンクを所望する人が長い列を作っています。イヤ、もう列は見たくない。並びたくない。

ダイエット中ダイエッターの私としては、ビュッフェといえど好きなものを好きなだけ食べるわけにはいきません。まず、野菜を食べるべくサラダを一盛り。イタリア船ですもの、まずはピザははずせません。お肉のところで「リトル」と言ったけど大きいの2切れ入れられた豚肉。あとちょこちょこ。

案の定「お腹の調子が悪い」夫は日本食コーナーをメインに取ってきた様子。フリードリンクつきなので、さっそくビールと赤ワインを飲んでいます。お腹の調子は大丈夫なのだろうか。残念ながら私はアルコールは一切飲まないので、烏龍茶でも欲しいところですが、どこでどうやって頼めばいいのかわからない。とりあえずビュッフェの並びにあった水を汲んできて飲む。後にわかったのは、ノンアルコールドリンクもバーカウンターでもらえる、テーブル上の呼び鈴でも頼めるということ。疲れてるというかとにかく頭が回らず、人に聞くこともしんどくてもういいやと、ただただ水を飲む。ちょっと悲しい。

でも、フルーツやデザートがたくさんあったので気を取り直して取りに行く。名物のフレッシュモッツァレラチーズも一つ。スイカがあるのが嬉しい。スイカ食べ放題。

夫が隣の席の方に聞いて、ソフトドリンクもバーカウンターでもらえるとのこと、帰りにペットボトルのウーロン茶をもらっていきましょう。

気付かぬうちに出港~避難訓練はハードな訓練

食事中に何となく周りがざわついているなと思ったら、いつの間にか出港してる!あわてて写真を撮りに窓側へ移動。20時かな、出港時間は予定通りだったんだね。

夕食を終えて避難訓練を受けるため客室に戻ります。現在21時。SGムービングに預けたスーツケースが届いていました。20時に届くというデイリープログラムらはまだです。 

避難訓練は、まず船内のスピーカーから訓練の放送と避難信号(ピーピーが何回とか)が流れる→客室のテレビでビデオ放送を見る→ビデオを見たと客室の電話で「881」に連絡する→階段で(エレベーター使用禁止)指定された避難場所へ行く、私たちは5階のロンドンシアターなので、12↘️5へ。→ロンドンシアター入り口でクルーズカードをチェックしてもらう→再び階段で5↗️12へ。一日の最後にこんなハードな訓練が待っているとは。 

切なさと情けなさと心弱さと

部屋にたどり着き、手を付けていないスーツケースをぼんやり眺めていると、少し切ない気持ちが沸き上がってきました。 

本来なら、私たちは4時頃には部屋に入って、説明会や避難訓練を受けて、ワンピースに着替えてめったに付けないアクセサリーを付けて、メインレストランで優雅なお食事を楽しんで、ウエルカムパーティがあるのかどうかわからないけど何かしらそういうワクワクなプログラムを体験して、出港の瞬間はみんなでパンパカパーン的なカウントダウンなどあるのかなと想像していたこと全部すっ飛んで、今部屋にいる自分はクルーズ旅行が始まった喜びは少なく、体感長い一日の反芻を脳が拒絶していて、少し泣きそうな気分になるのはなぜ?    

とにかくもう部屋から出る気力など残っておらず、自己の体力根性のなさに意気消沈し、最後の気力を振り絞ってスーツケースの中身を出して所定の位置に置く。持ってきた時計、電気がつかないや。まさかのここで電池切れ?シャワーを浴びてベッドに横になる。  

揺れ方は飛行機の安定飛行くらい。カタカタと少し揺れてはいるが、気にしなかったら感じない程度。Twitterで報告。

揺れてきた大型客船

20時に届くはずの書類たちが届いたのは23時。デイリープログラム、ジャパネット通信、ラジオ体操出席カード、スタンプラリー台紙、ウエットティッシュ、ボールペン。クルーズ旅行の象徴のようで、楽しみにしていたデイリープログラム。書類を読むのは好きなんだけど、だめ、頭に入ってこない。目が拒否してる。

ジャパネットプレゼンツの「スペシャルコンサート」と「カルーセルプロダクションアットシー」のチケット、日時が書いてあります。スペシャルコンサート、松崎しげるさんだ!すごい!楽しみ!テンションが少し上がります。寄港地でのオプショナルツアーの参加チケットも来ました。集合時間と場所が書いてあります。   

風が強いのか、かなり揺れている。大型船なのであまり揺れないと思っていたのに。飛行機安定飛行→新幹線→昔の寝台列車→時々市電(富山の路面電車)くらいの揺れ。大丈夫、私は乗り物酔いはあまりしない方。大丈夫、大丈夫。明日の朝はちゃんと早起きしてラジオ体操に参加しよう。目指せ、ラジオ体操皆勤賞。スタンプラリーも楽しみ。明朝初めての朝食は何にしようかな。一日航海日なのでゆっくり食べよう。プログラムも明日ゆっくり読んでいろいろ参加しよう。わけわからないうちに一日目が終わってしまったけど、明日からは落ち着いて目一杯楽しもう。ああ、寝台列車に乗っているみたい。子どものころを思い出すなぁ。

【ジャパネットクルーズで日本一周】⑤ 2日目(5/8・月) 横浜→函館 終日クルーズ へ続きます。

今までのブログ

2022年2月から書き溜めていたものはこちら ①ジャパネットクルーズで日本一周(予約編) ②ジャパネットクルーズで日本一周(準備編 ・A・客室)  ③ ジャパネットクルーズで日本一周(準備編・B・レストラン) ④ ジャパネットクルーズで日本一周(準備編・C・ショップや船内施設)  ⑤ ジャパネットクルーズで日本一周(準備編・D・ドレスコード)      ⑥ジャパネットクルーズで日本一周(準備編・E・寄港地)   ⑦ジャパネットクルーズで日本一周(準備編・F・持ち物最終チェック) 

今年から書いているのはこちら (乗船前) 【ジャパネットクルーズで日本一周】①出発前の準備 2023年5月7日出発】 【ジャパネットクルーズで日本一周】②行動イメージ 2023年5月7日出発】 (体験後) 【ジャパネットクルーズで日本一周】③前日 富山から横浜 2023年5月7日出発 【ジャパネットクルーズで日本一周】④ 1日目  横浜出港 2023年5月7日出発  【ジャパネットクルーズで日本一周】⑤ 2日目(5/8・月) 横浜→函館 終日クルーズ 2023年5月7日出発  

クルーズ実況していたTwitterアカウントは「やわやわ」「yawayawarurupo」