【ジャパネットクルーズで日本一周】⑧ 5日目（5/11・木）　金沢　2023年5月7日出発 MSCベリッシマ　

2023年6月30日2024年2月10日

japanet全船貸し切り豪華客船「ＭＳＣベリッシマ」で巡る あこがれの日本一周 クルーズ10日間の旅　　　「函館」「秋田」「金沢」「釜山(韓国）」「鹿児島」「高知」　横浜発着ジャパネットクルーズの公式はこちら　MSCベリッシマはこちら

（乗船前）　【ジャパネットクルーズで日本一周】①出発前の準備 2023年5月7日出発】　【ジャパネットクルーズで日本一周】②行動イメージ 2023年5月7日出発】　（体験後）【ジャパネットクルーズで日本一周】③前日　富山から横浜　2023年5月7日出発　【ジャパネットクルーズで日本一周】④ 1日目　横浜出港 2023年5月7日出発　【ジャパネットクルーズで日本一周】⑤ 2日目（5/8・月）横浜→函館終日クルーズ 2023年5月7日出発　【ジャパネットクルーズで日本一周】⑥ 3日目（5/9・火）函館 2023年5月7日出発

【ジャパネットクルーズで日本一周】⑦ 4日目（5/10・水）秋田 2023年5月7日出発　から続きます。

【このブログは乗船後の体験記になります。写真は体験時のものです（いくつかは別日の写真を載せています）。ダラダラ気の向くままに書き連ねる100％個人の感想です。この後はピンクの背景にしません。】

能登の向こうに立山連峰

クルーズ5日目。お天気が良かったらぜひ見たかった日の出。ちょうど金沢港付近で見ることができました。しかも！能登半島の向こうに立山連峰が見えているという最高の景色です。神。

昨晩は富山付近はどういうルートで行くのかなと思っていたら、佐渡島の北側を進んで能登半島に向かっていたので、富山の町の灯は全く見えませんでした。

金沢は素晴らしい場所ですが、今まで何度も訪れているし、来ようと思えばいつでも来られるので、ちょうど中日、お休みの日に当てます。金沢駅まで循環バスで行って駅前のホテルのスパで入浴＆洗濯の予定。

これぞクルーズの贅沢、バルコニーでルームサービスのモーニング

クルーズ旅行に申し込んでから、楽しみにしていた「バルコニーでのモーニング」。これぞクルーズ。これぞ非日常。前日の晩にオーダーしておいたので、持って来てくれるのを待っていると、コンコン、「モーニン～」来ました！憧れのルームサービス。贅沢の極み。

シチュエーションは豪華ですが、メニューはさほどのものではありません。コンチネンタルブレックファーストなので、ジュース・ホットドリンク・パン各種・ジャムやはちみつ・ヨーグルトくらいです。私たちは、トロピカルジュース、ホットチョコレート、トースト、ロールパン、デニッシュ、はちみつ、フルーツヨーグルトを注文。

ホットチョコレートは粉だったのでちょっと残念だなと思ったのですが、銀のポットに熱い牛乳がたっぷり入っていて、溶かして飲むとおいしい～～～。トロピカルジュースはただただ甘いだけのもの。フルーツヨーグルトは甘い市販品。トーストは薄めのカリカリ、美味しかった。はちみつは小さな瓶入りだったので、残った分は取っておいたのですが、結局その後使いようがなくて置いてきました。もったいなかったな。牛乳も飲み切れず、返却。

私はこれだけでOK、夫はこれを食べた後ビュッフェへ追いモーニングしに行きました。

金沢はみんな美しい

混雑を避けてゆっくり出ようと、洗濯物を持って9:00に下船口へ。金沢での下船はスムーズに降りられたんだと思います。あまり記憶にないです。

船を降りると、「ミス加賀友禅」「加賀友禅大使」の美人さんたちが並んでおられます。眼福！

久しぶりにお風呂に入る！

夫と共に港から循環バスに乗って「金沢駅西口」まで行きます。有名な鼓門の反対側で降り、そこからすぐの「アパホテル金沢駅前」内「アパスパ金沢駅前」で大きなお風呂に入って洗濯もする予定。フロントで聞くと2階に上がるよう言われ、そちらがスパの入り口になっていました。事前に印刷しておいた「クーポン券」を提示し、3時間1,000円→700円でタオルとバスタオルも付きます。ちょうど10:00に入りました。

コインランドリーが男子側に2台、女子側に1台なので、もしどちらかが空いていなかったら連絡を取ることにして別々に洗濯。幸いどちらも空いていたので良かった。洗濯している間に大浴場へ。

脱衣場には、ジャパネット組の皆さんが数人いて、ストラップをしているので安心して声がけできます。ロッカーの開け方がわからなくて「あれ？」と思っていると、すぐに「こうやるんですよ」と教えてくれます。優しい。ありがたい。

脱衣場から浴場へは裸で（小さいタオルだけで）廊下を通って行くのがちょっとあれでした。大浴場の入り口にお水が置いてあったと思います。ビジネスホテルのためか、男子浴場と女子浴場は広さに差があり、女子側は露天風呂は壺が2つあるだけでした。サウナもありますが、私は苦手なので入りません。

バスチェアに座ってゆっくり身体と髪の毛を洗って、大浴場に浸かると自然と「んぁ～」と声が出ます。周りは殆どジャパネット組。お互いニコニコして「気持ちいいですね～」「やっぱり湯船に浸かりたいですよね～」と口々に話します。

露天風呂に行くと壺が2つあるだけですが、もうジャパネット組と言うだけでお友だち、「どうぞ～」と言われて一緒に壺に入ります。「どちらから？」「クルーズは初めてですか？」とあいさつ代わりの質問をし合います。びっくり！富山からの方もいらっしゃいました！

10:40に洗濯が終わるので、その頃に一度ロッカーに戻ります。後からいらしたジャパネット組の方がロッカーキーのやり方がわからずに「あれ？」と言っているので、今度は私が教えてあげます。洗濯物を乾燥機にかけて30分。もう一度お風呂に行き、大きな湯船で手足を伸ばします。30分後、もう少し乾燥させたかったのでもう30分。その間、着替えてリラックスルームでのんびりしていました。

ちょうど同じように洗濯＆乾燥をしていた夫と、「今から出るよ」と連絡して一緒にスパを出ました。12:00に循環バスに乗って、夫は「金沢城公園前」で降りて金沢探索、私はそのまま港へ戻ります。私は優しいので夫の分の洗濯物も持って帰ってあげます。

初めてのメインレストランランチ

初めて一人でランチのためにメインレストランに来ました。おしゃれな感じです。ランチタイムも、フルコースにすることができます。飲み物はジンジャーエール、前菜のメニューから「えんどう豆のクリームスープ」を頼みました。

メインは「シェフおすすめのパプリカソースのハンバーガー」です。メニューをよく見ると食材に「ナス」とあります。残念ながらナスは食べません。大変お行儀が悪いのですが、ハンバーガーを開いてナスと思しき物をほじって出します。代わりに別添えのレタス・トマト・オニオンをはさんでかぶりつく！ダイエット中封印していたフライドポテトを函館に続いて食す。ああ、おいしい。

デザートは悩みに悩んで「リンゴのクランブルパイ　バニラアイス添え」を頼んだのですが、残念ながら品切れ。今度あったら必ず食べよう。

ドリンクメニューにホットドリンクが書いてないので（頼めば出てくるのかもしれませんが）、カフェオレを飲みたかったけどメインレストランから退室しました。船内を歩いていると、皆さん日中からやっているバーでコーヒーなど飲んでおられます。これは…チャレンジすべきか…

恐る恐る「エッジカクテルバー」のソファに座り、周りをキョロキョロ。あの女の子に言えばいいのかな？なかなかこちらに来てくれない。くじけそうになりながらも、もう少しがんばろうと待っていると、近くに来たので手を上げて「エクスキューズミー、カフェオレ、プリーズ」とたどたどしくオーダー。女の子、にっこり笑ってくれる。

無事カフェオレが手元に届き、ゆっくりいただきました。ホッとします。

イタリア語講座＆英語講座

部屋に戻ってなにかおもしろそうなプログラムはあるかなとデイリープログラムで探すと、「イタリア語教室」が15:00からベリッシマラウンジであるとのこと。よし、これに参加しよう。早めに行ってノンアルカクテルの「フルーツスムージー」を飲みながら開催を待っていると、参加者が何人か集まってきました。

もう、このくらいになるとみんな気軽に声をかけてくれます。テーブルにも一緒に座って、おしゃべりも弾みます。こういうおしゃべりもクルーズの楽しみになるなんて、参加するまでわかりませんでした。

「イタリア語教室」と言っても、ただひたすらに単語をリピートするだけで、いまいち学んでいる気がしません。引き続き「英語教室」になり、また単語をリピートします。英語は知っている単語ばかりなので楽しいです。LINEでここにいると伝えてあったので、気付いたらいつの間にか夫が来て写真を撮っていました。

一緒に講座を受けていた方と、17:00からのショーを観に行くことにしました。1時間前から並んで良い席で観たいと言われ、一番前にいらした親子連れと一旦一緒に並びましたが、16:00に金沢港出港を見たくて「すみません！出港見てきます！」と列を離れました。

金沢のお見送りは民謡

各港ではおおよそ30分前からお見送りのイベントをしてくれています。この日初めて出港のお見送りを見ました。民謡の歌と三味線と締め太鼓で、お話しも交えて楽しく送ってくださいました。バックに並んでいるKOMATSUの働く車たちは、オブジェとして置いてあるんですね、きっと。日本が誇る小松製作所。

出港すると、見学している方々が一斉に手やハンカチを振って「さようなら～」「またきてね～」と叫んでくれます。こちらも思いっきり手を振り返します。なんなんだ、この高揚感と幸福感は。お互い知らない人同士なのに、子どもたちが一所懸命手を振ってくれるのを見るだけで涙が出そう。これは癖になりますね。離岸しても子どもの声は結構届きます。汽笛のボー！ボー！の音も哀愁漂います。富山にクルーズ船が来る時に、今度は私が手を振りたいな。あの黄色いハンカチは配られるのかな。

ミュージカルショー「ビューティフル」

出港を終えてロンドンシアターに戻ると少し列が伸びていました。最前列に親子と先ほど一緒だった方がいらっしゃいましたが、並んでいる方を追い抜いて行くのもはばかられたので、まあ、15番目くらいだしそこそこの席に座れるだろうと、最後尾につきました。

開場して前の方へ急ぐと、一番前のど真ん中の席を親子とその方とで私と夫の分の席も取っていてくれました。ひゃあ～すごい席！いわゆるかぶりつき席。ショーの出番前の女性たちが鏡の前でお化粧して着飾っていくって感じの内容で、衣装なんだけどバスタオルを身体に巻いただけの女性が歌って踊る…ちょっとセクシー♪とにかく明るくてノリノリで楽しいショーでした。

日本海へ落ちる夕日

この日の日の入りは18:53です。15分前にはデッキに出てスタンバイ。今日はお天気が良くて、日の出も日の入りも見られてクルーズの醍醐味を味わえて嬉しかったです。きれい。

この後の予定は、21:00から明日の寄港地である釜山の観光説明会、22:15から特別な才能を持ったクルーによるショーに行くことにし、それまでビュッフェでゆっくり夕食をいただくことにしました。

今日はこんな感じ。飲み物は「午後の美味しい紅茶無糖」、いつものようにサラダはたっぷりよそって最初に食べます。飲み物は ① テーブル上の呼び鈴を押してウエーターに頼む　② スマホでQRコードを読み取ってオーダー　③ バーカウンターで注文するのいずれかでもらえます。私は、バーカウンターが空いていたらそこで注文することが多かったです。お料理の種類はとにかく多い。

釜山説明会とクルーゴットタレント

21:00にカルーセルラウンジへ釜山説明会を聞きに行きました。なんと、釜山から担当者が金沢まで来て、ベリッシマに乗ってくれています。私たちはツアーに参加せず、循環バスとタクシーを使って自力で観光する予定です。観光地の案内やウォン換金についての説明、ロッテ百貨店の免税店は循環バスで行く所とは違いますよ、などいろいろと教えていただきました。毎晩次の寄港地の説明会があるので、自由観光の時にはありがたかったです。

「クルーゴットタレント」まで時間が少しあったので、「インフェニティバー」で一息入れることにしました。私は赤い方、「ストロベリーダイリキゼロ」をいただきましたが、先ほどのフルーツスムージーといいノンアルカクテルは大きなジョッキにフローズンドリンクタイプのものがたっぷり入っています。私、この1/3の量でいいかな。

ロンドンシアターで行われた「クルーゴットタレント」はクルーの中で特技を持っている人がそれを披露するもの。今夜は4名が出てくれました。フィリピンの女の子（ウエイトレス？今一記憶が曖昧）が高橋真梨子の「あなたが欲しい」を熱唱。ケニアの男子（プール管理）がなんかすごい不思議な歌とダンス。フィリピンのおじさん（物資の管理）がアルトサックスの演奏。インドネシアの男子（シャンパンバーのウエイター）が見事なボイスパフォーマンス。みんな最初は緊張していたけれど、芸を披露するときには堂々としていてかっこよかった！