鹿児島旅行2022 ⑤〜温泉と郷土料理とアクティビティ〜（4日目）屋久島で海水温泉

2022年12月3日

2022年8月。9泊10日の予定で夫と娘との3人で、鹿児島・屋久島・奄美大島へ行って来ました。直前までコロナの影響で出発できるか心配でしたが、目一杯楽しんで帰ることができました。

この旅の目的は、屋久島の屋久杉を見ることと奄美大島のきれいな海を見ることです。また、鹿児島の温泉、郷土料理（鹿児島：黒豚　屋久島：飛び魚　奄美大島：鶏飯　他に南国フルーツなど）、普段体験することのできないアクティビティを楽しむことも期待しています。

旅から帰り、思い出を振り返りながらブログを書いています。この旅で一番感じたのは、自然への畏れです。

やうやう

大自然のただ中にいると、人間は自然の中で生きるのが本当の姿なんだと感じます。屋久島や奄美大島は特別だとしても、山を見る、海を見る、森を見る、川を見る、風を感じる、天候を感じる、土を触る、花を育てる…科学がどれだけ発達しても、自然の無い世界では人間は人間として生きていけないのだと思います。

今日は予備日ゆっくり過ごそう

今日は予備日。昨日のトレッキングがこの旅の第一目的なので、万一のためにとってあった日です。昨日の疲れもさほど出ず、（明日か？）民宿屋久島　のおいしい和食の朝食をいただいたら、ゆっくり出発。

ヤクスギランドは森の中

再び時計回りでレンタカーで島内観光に出かけます。まずは、ガイドさんが「ここがいいよ」と教えてくれた　　　ヤクスギランド　へ。テーマパークのようなネーミングですが、ここも屋久杉の森の中を歩ける素晴らしいところでした。入り口で協力金を払うと、受付のおじさんが「このチケットで白谷雲水峡が割引になるから、大事に取っといて」と言ってくれました。「え！昨日行きました！チケット気が付きませんでした！」すると娘が「リュックに入っとるかもしれん」と探すと、ありました！１枚しかありませんでしたが、3人分割り引いてくれました。

ヤクスギランドは、30分コースと50分コース、80分コースがあり、私たちは50分コースを選びました。ところどころ階段はありますが、トレッキングシューズも必要なく、少し歩いただけで屋久杉と苔の森に入ります。途中吊り橋があったり、仏陀杉と呼ばれる樹齢1800年の杉があったり、どこをとっても「すごい」「すごい」の連発。トレッキングは無理だから屋久杉を諦めようとしている方がいたら、ここがお勧めです。

ただ、ここの駐車場に置いた車にまたもやあの白い虫が！どちらも、大きな木の下に置いたからのようです。

貫禄の紀元杉

再びレンタカーで「紀元杉」へ。縄文杉は見られなかったけれど、紀元杉は車で簡単に行くことができ、間近で見ることができます。樹齢3000年の屋久杉は迫力満点。西暦ってなんなん？と感じるひと時。

再びヤクスギランド入口に戻り、トイレを済ませて車に戻ろうとしたところ、突然の雨に見舞われました。ちょうど観光バスが付いて観光客が降りてきたところ。赤ちゃんや小さい子どももいます。私たちはタイミングよく帰るところでしたが、今からこの豪雨の中、皆さん森に入られるのでしょうか。スコールのようなので、少し待てば晴れるのでしょうか。

海に落ちるトローキの滝

国道まで下りていく途中、すごい豪雨です。30分近く降っていたように思います。海沿いの国道に出るころには雨が上がってきました。次なる目的地は、一昨日スルーした「トローキの滝」です。

昼食はパンとフルーツ、たんかんジュース

　「ぽん・たん館」の駐車場に車を止めて、少し歩いて海の方へ。日本に2か所しかない海に落ちる滝です。カッコいいですね。「ぽん・たん館」に戻り、昼食用にパンとフルーツを買って、駐車場で食べました。気が付くと、あの虫たちは雨で流れていったようでした。

ここのお店で、自分へのお土産にテレビで見て欲しかったテラリウムを買いました。鹿がちょこんといます。

海が温泉？平内海中温泉

次に目指すは、海がそのまま温泉になっている「平内海中温泉」です。もちろん露天風呂で、男女混浴。（バスタオル・湯あみ着可。水着不可）しかも入浴できるのは干潮の前後2時間。着替えも露天ということで、私と娘は車内で湯あみ着に着替え、濡れると車に乗るのが困るため足湯だけにすることにしました。

さっきまでの雨はなんだったのか、または雨は山だけでここは降らなかったのか、温泉に入りたいのにビーチサンダルを脱いでからお風呂までの数歩が、熱くて熱くてヒーヒー。夫が先に行って地元の方とお話ししながらお風呂に入っています。私はやっとのことで足湯用のお風呂に足を入れますがお湯も熱くてまたヒーヒー。

なんで海なのにこんなに熱い温泉が出ているのかわかりません。写真撮影不可ということで、写真はありません。

究極の露天風呂、湯泊温泉

次は近くにある「湯泊温泉」です。ここも海が温泉になっている露天風呂ですが、ささやかですが男女の浴槽に分かれています。湯あみ着OKだし、着替え用の小屋もあるので、女性陣はこちらのお風呂に入ることにしました。ここは、お湯の温度もちょうどよく、いつでも入ることができます。目の前が海。自然とゲラゲラ笑ってしまいます。少し離れたところに混浴の場所があり、ここは水着での入浴OKなので、湯あみ着やバスタオル巻きが心配な女性はこちらがいいかと思います。ここも写真撮影不可です。他人がいなければ大丈夫だったのかもしれませんが、写真は撮りませんでした。

湯あみ着というのは、タオル地でできているもので、よくプールやお風呂を上がってからパッと着られるもの。バスタオルに手を通す穴があって、前を重ねて着るようなものもあります。ここの温泉に入るのも楽しみにしていたので、持ってきました。