フレイルとサルコペニアってなんなん?「とやまパラドックス」とは

2022年5月18日

新しい言葉に出会いました!(覚えました!と言えないところがアラ還)「フレイル」と「サルコペニア」「とやまパラドックス」です。

そもそも何用語なん?

ぽっぽちゃん
ぽっぽちゃん
やうやう
やうやう

ダイエット講習で習った、【健康寿命】用語だよ!

私、昨年12月よりとやま健康生きがいセンターの「ライフスタイルダイエット」という、ヨガを中心にしたダイエット講座に通っています。(こちらの内容は別ブログで)

今回、富山大学の戸邉先生の講座を受けてきました。題して『健康寿命のためにはどんな生活をすればよいのでしょうか』

まずは先ほどの用語の簡単な説明を。

「フレイル」…寝たきりと健康の間の状態。状態が悪化すると寝たきりになる。良くなると健康に近づいていく。本人の努力や周りの支援で、ベクトルを良い方へ!

「サルコペニア」…加齢などによる、筋肉量の減少と筋力の低下。ふくらはぎが両手の親指と人差し指で作った輪で囲めてしまうと筋肉量少ない。また、握力が下がる、早く歩けなくなるなど。増やすには、運動と食事、特にたんぱく質を摂りましょう!

「とやまパラドックス」…「パラドックス」とは、正しくみえる前提や論理から、納得しがたい結論に行き着いてしまう問題のことです。「とやまパラドックス」とは、富山県民は身体に良く、メタボリック症候群の予防にも効果がある魚介類の消費量が全国トップクラスであるにも関わらず、なぜかメタボ率が高いという矛盾が起こっていること。しかも、肥満率は低いので余計に???です。

お魚大好き県なのに…

その理由として、①アイスクリーム、プリン、チョコレート、揚げ物、惣菜、冷凍食品、カップ麺の消費量がトップクラス ②車社会で歩行の習慣が少ない ③共働き家庭が多く、時間的余裕が少ない (惣菜や冷凍食品購入や、夕食後すぐに就寝など)が考えられています。

アイスクリーム♪

つまり、魚を食べて健康度を上げたのに、糖分&油分でチャラになり、運動不足で内臓脂肪が蓄積され、メタボへ、ということです。

とんかつおいしそう♪
やうやう
やうやう

ああ、思い当たりすぎてめまいがします

で、県をあげてメタボ対策に取り組んでおられるわけです!ありがとうございます!

適切な体重(BMIが22~25)を目指し・保つには「食べるカロリー」と「消費するカロリー」のバランスが大切です。どちらも同じだと、体重は変わりません。「食べる」が多いと太り、「消費する」が多いと痩せます。加齢で筋肉が落ちますから、「食べる」と「消費する=運動」に気をつけて、サルコペニア予防に努めることが大事です。運動で消費カロリーを多くするには、私のような運動嫌いにはハードルが高いので、食べるカロリーを減らしながら、少しずつでも運動をしていく形を取りたいと思います。食べるカロリー減らすのも、辛いっちゃ辛いのですが、*主食量を1/2~1/3減らす *揚げ物、油を減らす *甘味物は半分以下に減らす *こんにゃく、きのこ、大豆製品を積極的にとる *21:00以降は食べない など少しずつ気をつけています。

また、カロリー摂取を制限することで、「寿命遺伝子」が活発になり、健康なまま老後を過ごすことができます。昔から聞く「腹八分目」がかなり大事になってきます。

やうやう
やうやう

アラ還の私に必要な事は「メタボ対策」「寿命遺伝子の活性化」「サルコペニア対策」の3つです!

食事と運動だね!がんばって!

るるちゃん
るるちゃん

まず、食事は先にも書いた「カロリー制限」にプラスして、「タンパク質」「カルシウム」「オメガ3脂肪酸」の積極的な摂取。タンパク質はマグロ・ブリ・鶏胸肉・豚ひれ肉・大豆製品・卵・チーズなど。カルシウムは小松菜・菜の花・干し海老・鮭の水煮缶・大豆製品・乳製品など。オメガ3脂肪酸はイワシ・ブリ・サンマ・サバ・アジ・亜麻仁油・えごま油など。

運動は、12~5月の半年間の「ライフスタイルダイエット講座」でヨガと簡単なウォーキング。4~6月の3ヶ月間の「かるるん教室」で角川介護予防センターでの室内と温水プールのトレーニング他(*1)。できるだけ歩く。  (*1 12月の特定健康検査で肥満&高血圧で『特定保健指導 積極的支援』と判定されてしまい、「かるるん教室」参加となりました)

今年はダイエットと体調管理に力を入れ、健康な還暦を迎えられるようにしたいと思います。同級生と来年、ちょっとおしゃれして還暦パーティーができるように。

「かるるん教室」で脱!メタボ予備軍 ~角川介護予防センター~

ダイエットとは「適正な身体を作るための食事」だそうで