【ジャパネットクルーズで日本一周】⑫ 9日目（5/15・月）　高知　2023年5月7日出発 MSCベリッシマ　

2023年7月13日

japanet全船貸し切り豪華客船「ＭＳＣベリッシマ」で巡る あこがれの日本一周 クルーズ10日間の旅　　　「函館」「秋田」「金沢」「釜山(韓国）」「鹿児島」「高知」　横浜発着ジャパネットクルーズの公式はこちら　MSCベリッシマはこちら

【ジャパネットクルーズで日本一周】⑪ 8日目（5/14・日）　鹿児島　2023年5月7日出発　から続きます。

【このブログは乗船後の体験記になります。写真は体験時のものです（いくつかは別日の写真を載せています）。ダラダラ気の向くままに書き連ねる100％個人の感想です。この後はピンクの背景にしません。】

観光最終日は高知

クルーズ9日目。観光最終日になってしまいました。好天です。今日は、二人で自由観光、タクシーで牧野植物園とひろめ市場へ行く予定です。

朝からテレビでは明日の下船の案内が流れています。

高知港へ14:30までに帰らなければならないため、早めに下船したいということで、朝食は夫はビュッフェに行き私は部屋でクッキーの残りと昨日のお土産のさつま揚げを食べました。

昨日うまく船首側から降りられたので、今日も行ってみたところ、何か様子が違います。数人と？？？となりながらも「こちら側も開きますよね」と待っていました。ところが待てども開く様子もスタッフの姿もありません。結局今日は船首側は開けないようです。こういうところが本当に困ります。時間を無駄にしてしまいました。

それでも8:10には下船出来ました。港には龍馬君？が出迎えてくれています。

タクシーで牧野植物園＆竹林寺へ

船を降りたところにタクシーが並んでいてすぐに乗ることができました。牧野植物園へとお願いします。昨日観光説明会で聞いていた通り、運転手さんに90分後に迎えに来てくれるようお願いすると、快諾してもらえました。植物園はまだ開いてないので、先に隣の「竹林寺」へ。

途中、自由につける鐘がありました。当然、チャレンジします。

（この後の写真は牧野植物園を回った後、スタンプラリーのためにもう一度来て撮ったものもあります）

ここは、四国霊場第三十一番札所で、お遍路さんが巡礼に来られます。林を抜け石段を登ると

本堂があります。健康を祈願してろうそくを灯します。

立派な五重塔とらんまんつながりの植物もありました。

『らんまん』の世界へ　牧野植物園

開園時間になったので、「高知県立牧野植物園」へ。恥ずかしながらNHKの朝ドラに決まるまでは牧野博士のこともこの植物園のことも知りませんでした。今は毎朝「らんまん」を見るのが楽しみです。

「らんまん」第1週のモチーフは「バイカオウレン」という可憐な花です。病弱なお母さんの好きな花です。

広大な敷地内にはいたるところに牧野博士の絵がありました。ケシ（アヘン）もありましたよ。

きれいなお花畑も。見晴らしの良いところも。スタンプラリーをしながら進みます。

牧野博士の銅像。温室内はジャングルでした。

スタンプラリーの最後のピースはなんと、竹林寺。もう一度竹林寺の長い階段を上りました。

無事スタンプを全部集めて牧野博士が出来上がりました。

カツオのタタキを求めてひろめ市場へ

10:30に先ほどのタクシー運転手さんに迎えに来てもらい、ひろめ市場へ運んでもらいます。運転手さんが「何組かジャパネットのお客さんを乗せましたが、皆さん口をそろえて『ジャパネットひどすぎる』『もう絶対にジャパネットクルーズには乗らない』と怒って言ってましたが、そんなにひどいのですか？」と聞いてこられました。正直、びっくり。初日2日目に聞かれたら、私もうなずいていたかもしれませんが、クルーズ終盤になってもそこまで悪口のオンパレードはちょっとお気の毒です。せっかくのクルーズ、楽しんでもらいたいな。

確かに他にクルーズと比べると、いろいろ手際が悪すぎて怒りたくもなるでしょう。また、ジャパネットのスタッフが慣れていないせいかイライラさせられることも多いのも確かです。でも、ショーやお食事、アクティビティ、観光地などでクルーズを楽しんでいる方も多いと思います。

途中、はりまや橋を教えてもらいましたが、「日本三大がっかり名所」などど自虐しておられました。

11:00前に「ひろめ市場」に着いたのですがすでに満員で座るところもありません。運転手さんに教えてもらったやいろ亭の整理券をとりあえずもらって、座席を探します。スタッフの方が「お席は相席です！8人掛けには8人で座ってください！」と言われ、こちらもそうならばとすき間を見つけてジャパネットの方だとわかると「ここ、二人良いですか？」と入れてもらいました。

カツオのタタキを絶対に食べると決めていましたが、何せものすごい混雑。先に夫が買いに行ってくれた魚の頭・鯖寿司を食べ、次に私が買いに行くことにしましたが、どこも行列ができています。

人気の明神丸も列になっていますが、どんどんタタキが焼き上げられ案外早く買えそうです。豪快に火が上がり、お客さんから歓声が上がります。カツオのタタキの塩とたれ・カツオのタタキ寿司・おでん・みそ汁を買ってテーブルへ戻りました。ちょうど夫もやいろ亭の順番が来てカツオのタタキの塩とたれを買ってきてくれました。どちらもおいしかったです！

高知のスイーツの代表格、芋けんぴは息子の好物なので、お土産に買っていきます。

高知城

高知城に行ってみました。疲れていたので城の中には入らず。遠くから眺めるだけになってしまいました。ここから循環バスで帰港します。結構な行列になっていましたが今までのことを思えばかわいいもの、船には13:30には着きました。

アクティビティに挑戦

出港までまだ時間があり、お天気も良かったので急遽プールのアクティビティに挑戦することにしました。部屋で水着に着替えてエプロンドレスを着て最上階のアリゾナパークへ。この時、ビーチサンダルを履いて行ったのがミス！夫は後から来るとのことでしたが、結局最後まで会うことはありませんでした。

海上80ｍ（地上でも2m以上はある！）に張り巡らされたロープの橋を渡る「ヒマラヤンブリッジ」と3種類の「ウォータースライダー」を遊ぶためには誓約書に記入しリストバンドをもらわなくてはなりません。アリゾナアクアパークの奥の方にカウンターがあるので、そこで受付をしてもらいます。

まず、ヒマラヤンブリッジに行きましたが、ビーチサンダルはNGということで部屋にズックを取りに戻りました。安全装置を付けてもらい、いざ出陣。え、高いよ。足元狭いよ。ビビっていると、前にいたご夫婦と一緒に回らせてもらうことになりました。ちょっと安心です。

一度レーンに入ると途中リタイアはできなさそう。余計に緊張が走ります。数メートル行くと踊り場があり、いったん休憩、次にまた違った足場が出てきます。レーンは2つあり、右側の方が少し簡単なように見えました。当然、私は右側をチョイス。

ご夫婦が先に行き、私が着くまで踊り場で待っていてくれます。優しい。途中、後ろから左レーンを進んできて私たちを追い抜いていく猛者（女性）もいらっしゃいましたよ。かっこいい！

全部で何十メートルあったんでしょう。ようやくゴールに到着、長かった。ホッとしていると、先のご夫婦「次は左側を行きましょう！」え～～！無理！「私はここでリタイアします！」ご夫婦、颯爽と進んで行かれました。かっこいい！

緊張の連続でのどカラカラになったので、アリゾナバーで大好きなフレッシュオレンジジュースを一気飲み。次は「ウォータースライダー」に挑戦です。大きな浮き輪（1人用と2人用があります）で滑るのが2種類、身一つで滑るのが1種類の合計3種類。「うぎゃ～～～！」と叫びながら滑り降りてくると、ギャラリーのカップルに笑われました。気持ち良かったです♪その後、身体を温めにジャグジーへ行きました。

そうこうするうちに出港時間となり、お見送り隊のよさこい踊りや大漁旗に手を振ってお別れしました。毎回感動的です。私も今度、お見送りする側になってみたい。

プールサイドのバーでクランベリーとオレンジ、グレープフルーツのノンアルカクテル「シーブリーズ」を飲んでゆったりした時間を過ごしました。

最後の晩さん

いよいよ今日が最後の晩、船上から見る夕日もこれが最後です。

今晩中にスーツケースを荷造りして23:00までにドアの外に出しておかなくてはならないので、先にあらかた詰めておき、19:30頃、夕食をとりにビュッフェに来ました。最後の晩さんです。

ピザは外せない。

最後の晩は優雅に

最後の晩は優雅に過ごそうと、バーとショーを楽しむことにしました。

夫と一緒にアダルトオンリーの「スカイラウンジ」に来ました。私は一人で一度来たところ、落ち着いた雰囲気の中で生演奏と歌が楽しめます。他のバーは通路と合体しているところがほとんどですが、ここは完全に一つの部屋になっています。私は、前にアルコール疑惑のあった「マジックアイランド」を再注文してみました。

来たのは先日のものとは明らかに違う、いつものノンアルカクテルのジョッキ。やっぱりあれはなにかアルコールの入ったカクテルだったんだ。私は重度のアレルギーというほどのものでもなく、アルコールに弱くすぐに赤くなって頭痛がするので飲まないようにしている系の下戸。乾杯時に必要ならビールコップに1/2杯は飲めます。20数年前に缶酎ハイミニ缶を半分飲んで呼吸困難を起こしてからアルコールは摂取しないようにしています。

これって今思うと重大な過失事案では？ちゃんと言ってきた方が良かったのかな？アルコールダメな方くれぐれも気を付けてください。小さなケーキとスティック状のチーズクッキーと一緒に「別世界だねぇ」と言いながら最後のノンアルカクテルを楽しみました。

21:00から最後のショー「ジャーニー」を観に行きました。夫がトイレに行くといったので、20分くらい前に1人でロンドンシアターに来ましたが、すでに結構満席です。なんとか真ん中辺に2席空いていたので、「すみませ～ん、ここ良いですか？」と入っていきました。夫が来るのを振り返りながら待っていると、来ました。通路をキョロキョロしながら降りてきます。一瞬、目が合います。良かった、気付いてくれた。

ところが、ですよ。まさかのだがしかしです。夫は私を無視してどんどん階段を降りて行きます。「あれ？この席は嫌なのかな？もっと前に座りたいのかな？」夫は最後まで階段を降りステージの真ん前に立ち、会場を見渡しています。仕方ないので、手を振ってあげます。

私、まん真ん中で手を振ります・・・振っていますよ、大きく、手を・・・　隣席の方も「なかなか気付かないね」と心配してくれています。

ところが、ですよ。次の瞬間、私は地獄に突き落とされます。

「○○ちゃ～ん！」

でかい声で名前呼ぶな！手振るな！会場ざわざわしとんねか。仕方ないので半立ちになって「は～い」と手を上げる私。沸き起こる拍手。場内に漂う安堵感。

なんだか不思議なのですが、そういえばこの前も目が合ったにもかかわらずスルー。今回の寄港先の飲食店で並んでいると私の前のJCグループに「僕らも、良い？」と大人3人も強引に割り込み。私を探してくれているように見えた（確信持てず）女性、目が合ったけどスルー。え、私見えてないの？別に存在感消してないんだけどていうかむしろ存在感出してるんだけど。私ってそんなに存在感ないのか。（何かに役立つか？考えておこう）

気を取り直して観たショーは集大成という感じで素晴らしかった。MCノリコさんとも今宵でお別れ、寂しい。

スーツケースを部屋の外に出します

今日は朝からテレビで下船の案内をしてくれています。私たちはグループ14。13:50にロンドンシアター集合です。この紺のタグをスーツケースに付けて玄関先に出しておきます。最初よりも荷物が多いので（時計用に買った電池！結局電池替えても動かず、リセットボタン押して再起動？して直った。持ってきた小銭のウォン、重いのに全部そのまま。お土産各種）なんとか詰め込んで重さを計ったらギリギリセーフ。