④　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　船内Ⅰ（客室・船内設備）

2023年10月21日2023年10月26日

『③　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　準備・持ち物』　より続きます。

レストランに関しては　『⑤　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　船内Ⅱ（メインダイニング）』　『⑥　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　船内Ⅲ（ビュッフェ他）』

5月のジャパネットクルーズ『MSCベリッシマで行く日本一周』から3ヵ月後の8月下旬、突然『ダイヤモンド・プリンセス片道クルーズ』超直前割に参加することになりました。台湾で下船し、自力で帰国します。

ダイヤモンド・プリンセス　『ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズ　沖縄・台湾リゾートクルーズ（横浜～基隆）5泊6日』　ツアー会社　クルーズネットワーク

今回私たちが参加したのは「超直前割り」ということで、どうやら台湾からのお客様を乗せるのに、行きを空の客室で運行するよりも、安くても少しでも多くの人を乗せて行こうというもののようでした。客室は「海側バルコニー」「海側」「内側」から選べましたが、部屋の希望（上とか前とか）はできませんでした。私たちは10,000円しか違わなかったので、「海側バルコニー」にしましたが、今回のような航路では内側でも良かったと思います。5泊6日基隆下船の片道クルーズで、諸経費込みで二人100,872円（別途チップ代などが必要です）でした。クルーズ慣れされている方は、こういうプラン情報をいち早くつかんでいるようで、今回は夫がSNSで知ったそうです。

客室

客室は14階『L205』上層階・前方・右側でした。これは、揺れるやつです。下船前日にわかったのですが、基隆で下船する人々約120人はこの辺に集められていたようです。

メダリオンを持ってドアに近づくだけで、鍵が外れます。ドアは自分で開けなければなりませんが、片手にドリンクを持っているときなど大変スムーズに入室できます。

ツインのベッドはリクエストでくっつけてダブルにもしてもらえます。ソファはありませんので、部屋にいる時はこちらの椅子かベッド、バルコニーで過ごすことになります。空調はあるようですが、私たちの部屋は寒くて温度を上げましたがあまり変化はないようでした。

ベッド横の電灯のところにUSBの差込口があります。ここに引き出しがあります。湯沸かしポットは日本発着便だけとのことです。机には引き出しがあり、雑貨や着替えを入れておけます。ここを開けると、前の客の書類が入ったままになっていました。

マグカップとグラスが2個ずつ、お茶のティーバックが2個置いてありました。テーブルはこのガラスの小さいものだけですが、ティーカップなどの置いてあるところの上部にも物が置けるようになっていました。冷蔵庫は空のはずが…ここにも前のお客さんのコーラとグラスが入ったままになっていました。客室係に伝えると大変恐縮しながら片づけてくれました。

壁に大きなテレビがかかっていて、たくさんの情報が得られるようになっています。日本領内ではリアルタイムで「NHKBSプレミアム」「NHKBS1」が見られました。毎朝「モーニングショー」があり、MIKIKOさんがMCをしています。映画や音楽、レストランや航海の情報など、なんでもありました。

洗面所の前がクローゼットになっています。木のハンガーが20本くらい。うち半分くらいにクリップが付いています。バスローブありますが、ここでは一度も使いませんでした。下に使い捨てスリッパ。上に毛布。横の扉を開けると、上部に救命胴衣が2個とセーフティボックスがあります。自分で暗証番号を決めるタイプです。

客室（洗面所）

洗面室はコンパクトです。タオルはハンド・フェイス・バス・足ふきがあり、1日に何度か換えてもらえます。プール用はプールサイドに、泉の湯用は泉の湯にそれぞれあるので、客室から持ち出さなくても大丈夫です。ハンドソープとクリームだったかな？使っていないのでわかりませんが置いてあります。

シャワー室にはボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられています。

トイレにウォッシュレットはついていません。（スイートルーム、パブリックスペースの一部には有り）トイレットペーパーは日本式のホルダーについていますので、外れて転がることはありません。時期的（9月末～10月）に便座はカバーを付けなくても冷たくありませんでした。

シャワーはカーテンが付いているだけで、足元の高さも低いためかどうがんばってもトイレの方までお湯が漏れてしまいました。シャワーヘッドは高さも変えられるし手持ちにもできます。タオルをかけて干して置ける物干しワイヤーも付いています。

客室（バルコニー）

バルコニーは狭めですが、透明柵に隙間がないので安心して過ごせます。ただ、この部屋は客室としては最上階で、下を見ると下の階の客室のベランダが丸見えになっています。びっくりしました。

船内施設

ダイヤモンド・プリンセスは三菱重工業が長崎で造った日本製！7階のデッキはぐるっと（途中8階に登る部分がありますが）一周できます。

船内はゴージャス♪船の真ん中「グランド・プラザ」では様々な催しが行われています。まずは出港イベントの一つ、鏡割りを見ようと人が集まってきました。

正式な名称がわかりませんが、ダイヤモンド・プリンセスが寄港した県からの贈答品がずらっと並んでいます。富山県は伏木港、立山＆ライチョウ＆お花の額がありました。

アートギャラリーには素敵な絵がズラ―っと並んでいて、購入することもできます。

日本人向けの船らしく大浴場付き！お値段はなかなか張りますが、大海原を見ながらゆっくり大きなお風呂でくつろぐのは、最高のひと時です。シャワーのついた洗い場、ジェットバスになる大浴場、屋根から外の空気が入ってくる半露天風呂は普通に裸で入ります。水着を着ると、外の部分のプールに行くことができます。

コインランドリーは5階と8～12階にあります。14階にはないので、9階のを使いました。コインはメダリオンで購入できます。

「泉の湯」と「コインランドリー」の詳細は　『⑦　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　船内Ⅳ（大浴場・コインランドリー）』　

クルーズの楽しみの一つ、「プリンセス・シアター」で行われるショーは毎晩のお楽しみ。食事時間も考慮して全日楽しみました。

外国船籍なのでカジノがあります。今回もここはスルーです。

ショップ

免税店のショップがあります。高級ジュエリー＆ウオッチの「ファセッツ」、アクセサリー＆カジュアルジュエリーの「エフィ・ジュエリー」、香水＆コスメティックの「エッセンス」、高級ブティック「ライムライト」、お土産や雑貨、お酒、ウェアなどの「カリプソ・コーブ」、ダイヤモンド・プリンセスの人気キャラ『スタンリー君』のぬいぐるみはここで購入できます。

アクティビティ

大型スクリーンのある野外プール「ネプチューンズ・リーフ＆プール」・開閉式の屋根のあるプール「カリプソ・リーフ＆プール」・ジャグジーなど、プール施設も充実。プールは他にもありました。着替える場所はないので、客室で着替えて何か羽織ってプールに来ます。私はプールと客室が同じ階だったのでとても楽でした。

スクリーンでは朝はラジオ体操・夜は映画が上映されます。ポップコーンも用意されていました。

高級スパやフィットネス・センターもあります。

シャッフルボードや大きなチェス、バスケットやサッカーができるスポーツコートもあります。

船内のいろいろな場所で様々な催しが開かれています。プログラムについては　『ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　⑦　船内Ⅳ（プログラム）』

他にも

船内には他にも子どもたちのための施設・図書館・フォトスタジオ・チャペル・インターネットカフェ・サービスデスク・医務室などがあります。チャペルがあるということは、ここで結婚式が執り行えるのでしょうか。調べてみましたら、法律上『結婚式』は行えないけれど、再び愛を誓いあう『リニューアル・オブ・バウズ』ができるそうです。また、様々な記念日のお祝いができるようです。

『⑤　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　船内Ⅱ（メインダイニング）』　へ続きます。

『①　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　申し込み』　『②　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　メダリオン・クラス登録』　『③　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　準備』　『④　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　船内Ⅰ（客室）』　『⑤　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　船内Ⅱ（メインダイニング）』　『⑥　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　船内Ⅲ（ビュッフェ他）』　『⑦　ダイヤモンド・プリンセス　片道クルーズで台湾へ2023　船内Ⅳ（大浴場・コインランドリー）』　