『⑭ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 5日目(10/2・月) 沖縄・那覇寄港』

2024年5月14日

『⑬ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 4日目(10/ 1・日) 終日航海日2』 より続きます。

5月のジャパネットクルーズ『MSCベリッシマで行く日本一周』から3ヵ月後の8月下旬、突然『ダイヤモンド・プリンセス片道クルーズ』超直前割に参加することになりました。台湾で下船し、自力で帰国します。

ダイヤモンド・プリンセス 『ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズ 沖縄・台湾リゾートクルーズ(横浜~基隆)5泊6日』 ツアー会社 クルーズネットワーク

那覇港

「台風来るの?」ってくらい快晴の那覇港到着。7:30から下船が始まりましたが、今回ツアーには参加しないので、ゆったり過ごしています。なので、下船時の様子はわかりません。(ベリッシマのトラウマが…)

那覇には人生2回目の上陸。初めて来たのは私の実家の両親と兄嫁、姪、家族(夫・息子・娘・私)の計8人で両親の金婚式祝いで来て以来。あの時は子どもたちみんな小学生で、かわいかったなぁ。亡父も楽しそうだったなぁ、懐かしい。

朝食はメインレストランで

朝食はメインレストランです。夫は毎日来ていましたが、私は初めて。飲み物はこれ、何ジュースかな?パインかな?それとココア?

フルーツにグレープフルーツを頼んだのですが、これはオレンジですね。二日目にルームサービスを頼んだときもグレープフルーツ来なかったので、用意できないということなのでしょうか。プロがむいたグレープフルーツ、食べたかった!

半熟にゆでたゆで卵とサーモン&クリームチーズベーグルをオーダー。何も言わないと卵は1人につき2つ来ます。目玉焼きも2つでした。それと、メニューの写真がないのですが、「サーモン&クリームチーズベーグル」を頼んだつもりが、最初ベーグルが来なくて、あれれ?となりました。「ベーグル プリーズ」で無事ベーグル到着。

スモークサーモンと言うと、スーパーで買うのは薄切りのものが思い浮かぶのですが、外国のスモークサーモンは厚切りで大きさもたっぷり、食べ応えあります。

和食のセットもあり、焼き魚は日替わりで、納豆や目玉焼きなど自由に追加することができます。実際同じようなものがビュッフェでも食べられますが、あれもこれも選んで食べるよりいつもと同じものを食べたい場合は、メインレストランの方がゆったりと食事できるし、相席で他のお客さんとおしゃべりしたい人はこちらが良いと思います。

今回は、横浜から来られた男性二人組と、埼玉のご夫婦と一緒に朝の時間を過ごしました。男性二人組、クルーズの達人のようでした。

那覇上陸

9:30頃、下船。待ち時間はなく、スムーズに降りられました。横浜ではダイヤモンド・プリンセスの後方部しか見られなかったので、全体を見るのはこれが初めて。大きい!そして美しい!

今日の予定は、モノレールで首里城に行き、戻って国際通り付近で昼食、というゆるいもの。前回来た時はレンタカーを使い、モノレールには乗らなかったので、ちょっと楽しみです。いろんな乗り物好き。

港から出ると、大きなシーサーが二体、出迎えてくれています。モノレールの駅はあの向こう。

対馬丸記念館を見つけました

途中で「対馬丸記念館」の案内板を見つけ、寄ってみることにしました。対馬丸って何だっけ?聞き覚えはあるけれど。

夫が「戦時中の疎開船が米軍の潜水艦に攻撃されてたくさんの子どもたちが犠牲になった船」と教えてくれました。

記念館の中には、疎開する前の小学校や船内の様子が再現され、疎開船に乗ってから攻撃・沈没・救助される様子がパネルで時系列に沿って掲げられています。

対馬丸は1944年(終戦の1年前)8月22日、沖縄本土が危なくなった際に、子どもたちらを本土に疎開させるため那覇港を出発しましたが、鹿児島県の悪石島近くで米軍の潜水艦から発射された魚雷にやられました。船には1,661名の疎開者が乗っていてその半分は学童疎開、亡くなった方は1,484名、内学童は784名でした。

その子どもたちを含むたくさんの人たちは、現在もその海深く眠っているそうです。

モノレールはゆいレール

港からの最寄り駅は「県庁前」です。徒歩15~20分。ビルの上に乗り場があり、エレベーター&エスカレーターで上がりました。ビルの間をぬってモノレールがやってきます。楽し~~~い。Suicaが使えます。

首里城最寄り駅「首里」駅に到着。駅前の観光案内所でJAF提示で少しお安く入場券を購入。有料ゾーンを使わない場合はお金はかかりません。しきりに貸自転車を進められましたが、お断りして徒歩で向かいます。

首里城は復興中

20分くらいで「首里城公園」到着。結構遠かった。多分、途中で横道に入ったために有名な守礼門を通らずに入ってきました。

首里城を調べていて楽しみにしていた「沖縄のお茶とお菓子」は、「系図座・用物座」の中にある「首里城茶屋」でいただけます。

冷たいさんぴん茶はおかわり自由。お菓子が4種類も付いて500円は嬉しい♪ 特に冬瓜の砂糖漬けは初めて食べた味と食感で、おみやげにも買って帰りました。

ご存じの通り、首里城は2019年に火災で正殿など主要7棟が焼失し、現在復興作業が進められています。作業の様子は、屋内で見ることができます。

一番奥の「東のアザナ」は高台になっていて、町並みが見渡せます。

世界遺産と言うことはわかっていましたが、どの部分がそうなのか知らずに通り過ぎるところでしたが、「園比屋武御嶽石門」と言う古い門とその周辺を指すようです。

最後に有名な「守礼門」をくぐり、首里城を後にしました。2年後の2026年に復興工事が終わり、公開されるそうで、ぜひまた見に来たいと思います。

国際通りへ

再びモノレールに乗って国際通りへ向かいます。夫が「首里駅より儀保駅の方が絶対に近い」と言い張るので、帰りは儀保駅から乗ることになり駅に向かいますが…近くても奨励されない理由が確かにありました。ものすごい急な坂道。幸い、帰りは下り坂(それでも歩きづらい)でしたので、そのまま行きましたが、この坂を上がってくるのは難儀です。

10数分で牧志駅に到着。国際通りも初めてです。表通りは華やかな商店街、横道に入ると懐かしい昭和感が感じられる商店街と、楽しみ色々。今回の食のテーマは『ケンミンショーでやってるような庶民グルメ』です。リサアーチもばっちりです。距離感がわからないので、行きつけるかどうかわかりませんが。

ランチはポー玉とてんぷら

ランチに決めていたのは、「ポーク玉子おにぎり」です。地図を見てもいまいちよくわからないので、なんとなくダメもとでグーグルマップを見ながら小道に入って行くと、あれ、なんか近いぞ。がんばれば着きそう。

ありました!『ポー玉本店』テイクアウトオンリーに見えますが、向かいにあるイートインスペースで食べることができます。

すぐにわからなくて隣の何もない駐車場の様なところ?と戸惑っていると、お客さんが「そちらですよ」と教えてくれました。テーブルと椅子、手洗い場、ゴミ箱があります。

一番スタンダードな「ポーたま」を注文。近くの自動販売機でさんぴん茶も購入して、いただきます。ポーの部分ポークランチョンミートの塩気と卵焼きと熱々ご飯とのりが四味一体となってなんとおいしいこと!食べられて良かった。

もう一つ、チェックしていたお店「呉屋てんぷら店」はさらに奥まった昭和の世界観の中にありました。もずくと魚の天婦羅はその場で食べ、サーターアンダギーは船内で食べようと持ち帰りにします。

公設市場は楽しい♪

「第一牧志公設市場」に戻ってきました。沖縄のお土産たくさん買いたいけど、何せ片道クルーズ、台湾から飛行機です。おいしそうなものは見るだけ。今度来たら食べるね、買うね。

と思いながら歩いていると、見逃せないもの発見!「はま食品」のジーマミー豆腐です。おいしそう~でも、持ち歩きは無理だなと思っていたら、「お試し生じーまみ豆腐」が!カップに入れてお醤油をかけてくれます。若夫婦が優しく接客してくれて嬉しいおいしい体験でした。

てんぷらを食べていない夫が小腹が空いたというので、2階の食堂街で沖縄そばを食べることに。私はお腹が空いていないので、そばはやめてでも何か頼まなきゃと思い春巻きオーダー。これはちょっと失敗、油っぽすぎ。

アーケード街もブラブラ

懐かしい雰囲気満載のアーケード街をブラブラ。お目当ては…

これこれ、「ブルーシールアイスクリーム」です。私は多分「シークワーサーシャーベット」だったと思います。夫は「ブルーシール味無いぜ」というので、ブルーシールは店名で味はメニューから選択ですと伝え、無事アイス購入できました。

店の前のベンチに座って食べていると、同じ船のお客さんと思しき(メダリオン確認)老夫婦がやってきて、「ここだ、ここだ」「ブルーシールってどれかな?」店員さんに「ブルーシールください」と言っています。「ブルーシールアイス食べてね」と言われると、「ブルーシール味のアイス」だと思うよね。

時間はたっぷりありましたが、この辺で船に戻ることにしました。歩いて帰れるけどタクシーで港へ。

船に戻ってプール

明日は台風の影響で石垣島抜港になるし、天気が悪かったら野外プールに入れないのでラストチャンスということで、プールに行きました。深いし泳げないので救命胴衣を着て浮かんでいることにしました。

広いプール殆ど貸切状態でゆっくりのんびり浮かんでいます。温かいジャグジーも貸切。せっかくの大型客船はプールとジャグジー楽しみたいです。

プールからあがって、客室でシャワーを浴びてからコインランドリーで洗濯し客室で干します。(洗濯二度目)

ディナー用のワンピースに着替えて19:00の出港を見にデッキへ。隣にいた人が、「あれ、あの人たち乗れなかったんじゃない?」と言うので見ると、お客さん?が手を振っています。まさかそんなと思ったけれど、乗船に間に合わず置いていかれることはよくあるそうで、この時はわかりませんがこの後のクルーズのXでのつぶやきで書いている方がいらっしゃいました。

ディナー

本日のディナーは、「サボイ・ダイニング・ルーム」、私たちと同じようなご夫婦、きさくな女性二人組と相席です。すぐに和やかな雰囲気でディナーを楽しみます。

前菜は、夫はこれ何だろう(左)、ちょっとわかりません。私は「牛のタタキ」と「ガスパチョ」です。写真がぼけていてすみません。

メインは、夫はこれも何だかわかりません。私は「フィッシュアンドチップス」です。ハーフと頼みましたが、普通盛りできました。

デザートは「チョコレート&キャラメルタルト」です。チョコレート系のデザートはどれもおいしい。

入り口に彫刻が置いてありました。この写真を見て、上半身は馬・下半身は龍のように見えます。ググってみたら龍馬というものがいるのですね。

ショーは毎晩のお楽しみ

今晩はミュージックショー「アイ・ガット・ザ・ミュージック」です。歌手の皆さんがガンガンに歌いダンサーの皆さんがガンガンに踊るパワフルなショー。

沖縄の那覇を観光できて、船内プールで遊べて、ディナーにショーに一日中楽しめた一日でした。明日はほぼ終日航海で台湾の基隆に向かいます。

『⑮ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 6日目(10/ 3・火) 沖縄・石垣島抜港 台湾基隆へ』へ続きます。

『① ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 申し込み』 『② ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 メダリオン・クラス登録』 『③ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 準備』 『④ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅰ(客室)』 『⑤ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅱ(メインダイニング)』 『⑥ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅲ(ビュッフェ他)』 『⑦ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅳ(大浴場・コインランドリー)』 『⑧ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅴ(イベント)』

『⑨ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 日程(9月28日~10月6日)』 『⑩ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 1日目(9/28・木) 富山→横浜』 『⑪ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 2日目(9/29・金) 横浜乗船日』 『⑫ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 3日目(9/30・土) 終日航海日1』 『⑬ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 4日目(10/ 1・日) 終日航海日2』 『⑭ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 5日目(10/ 2・月) 沖縄・那覇寄港』 『⑮ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 6日目(10/ 3・火) 沖縄・石垣島抜港 台湾基隆へ』 『⑯ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 7日目(10/ 4・水) 基隆下船・台北へ』 『⑰ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 8日目(10/ 5・木) 台北→大阪』 『⑱ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 9日目(10/ 6・金) 大阪→富山』

クルーズ関係のブログ

2022年2月から書き溜めていたものはこちら ①ジャパネットクルーズで日本一周(予約編) ②ジャパネットクルーズで日本一周(準備編 ・A・客室)  ③ ジャパネットクルーズで日本一周(準備編・B・レストラン) ④ ジャパネットクルーズで日本一周(準備編・C・ショップや船内施設)  ⑤ ジャパネットクルーズで日本一周(準備編・D・ドレスコード)      ⑥ジャパネットクルーズで日本一周(準備編・E・寄港地)   ⑦ジャパネットクルーズで日本一周(準備編・F・持ち物最終チェック) 

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