『⑪ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 2日目(9/29・金) 横浜乗船日』

2024年1月16日

『⑩ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 1日目(9/28・木) 富山→横浜』より続きます。

5月のジャパネットクルーズ『MSCベリッシマで行く日本一周』から3ヵ月後の8月下旬、突然『ダイヤモンド・プリンセス片道クルーズ』超直前割に参加することになりました。台湾で下船し、自力で帰国します。

ダイヤモンド・プリンセス 『ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズ 沖縄・台湾リゾートクルーズ(横浜~基隆)5泊6日』 ツアー会社 クルーズネットワーク

いよいよ乗船の日です。お天気は上々。気持ちも上々。5月のベリッシマの二の舞は踏まないぞ。

ホテルをチェックアウトして大さん橋ターミナルへ

早朝から夫はラグビーワールドカップの日本対サモアを見ています。買っておいたコンビニのサンドイッチで朝食、9:30にホテルをチェックアウト。チェックアウトも、カードキーをエレベーターを降りた先の入れ物に入れるだけ。楽々。

徒歩で大さん橋客船ターミナルへ向かいます。天気が良くて良かった。ダイヤモンド・プリンセスが停泊してる!大きい!

チェックインは整理券をもらってから

ターミナルに10:00前についたら、この日本庭園の近くでもう整理券を配っていて、私たちは『グループ2』。アプリの指定時間は12:00ですが、何のチェックもなく配られた整理券順に呼ばれるようです。

番号が呼ばれるまで、ターミナル内を散策します。ベイブリッジの向こうにMSCベリッシマがいる!同じ日に出港なのですね。大きすぎてベイブリッジをくぐれず、橋の向こうの大黒ふ頭にいます。

クルーズにはパスポートのコピーが2枚必要なのですが、忘れた人はここに置いてあるコピー機で複写できるようです。

11:00から優先のチェックインが始まり、私たち『グループ2』は11:10頃にチェックイン開始→乗船。メダリオンのおかげでものすごくスムーズです。私は乗船初回なので、メダリオンの色は白。乗船回数が増えるとこの色が変わっていきます。

私たちの部屋は『L205』14階の右前方、赤丸のあたり。ベリッシマの時と左右が違うだけでほぼ同じと言うことは…揺れる!と思ったので酔い止め薬持ってきました!

いざ、乗船!

乗船口で荷物やメダリオンのチェックをして、11:20にはもう船内にいました。クルーに写真を撮ってもらったり、昼食のとり方を教えてもらったり。「客室に入れるのは15:00から、それまでビュッフェが使えますよ。」「メインレストランは12:00からだけど、品数が少ないからビュッフェがおすすめです。」と言われましたが、夫がSNS友だちに教えてもらった通り、メインレストランでランチに決めています。

メインレストランの中で一番大きい『インターナショナル・ダイニング』がランチ会場です。まだ入れませんが、お店の前にメニューが貼り出されています。ステーキ、確認。レストランが開く12:00まで船内を散策してお腹を減らします。

ゆず太郎と写真を撮ることに決めていた、ダイプリを造った『三菱重工業』の看板。7階のプロムナードデッキにありました。

船内には、ダイプリが寄港した各地の港から贈られた額などが飾られていました。富山県の伏木港にも来ているので探すと、ありました!立山と雷鳥とお花(しゃくなげかな?)です。

もう少し時間があるのでプロムナードデッキで休憩。5月のクルーズと比べちゃだめだけど、本当にゆったりとした乗船で、気持ちも体力も余裕があります。

船にどんどんスーツケースが積み込まれていきます。こういう作業は見ていて飽きませんね。いろいろなお仕事があって私たちの楽しいクルーズが成り立っています。ありがとうございます。

ランチはメインレストランでステーキ食らう♪

時間になったので、レストランへ。メニューは少ないですが、おいしそう。前菜2種・メイン2種・デザート1種。2組のご夫婦(東京からと京都から)と6人でテーブルを囲みます。聞くとお2組ともダイプリ乗船7回目だとか。メダリオンはプラチナでした。すごい。

パンはすぐにテーブルに置かれるのですが、これがちょっと難儀。6人テーブルにこのパンかごが2つあるだけ。せめて3つあれば、各グループで食べられるのに…。「どうぞどうぞ」など言いながら、パン1つ確保。バターは、バターなのかな?ちょっとよくわからない味。

ドリンクパッケージに入っていないので、心配していましたがタップウォーター(無料の水道水)は何も言わなくてもグラスに注いでくれました。

前菜は夫が『フェットチーネ・アルフレード プリンセスのお気に入り』(写真の右・パスタ)、私は『冷製スモークサーモンとザリガニ』同じものを頼んだおじさまと「これがザリガニ~~~」と笑いながらいただきます。

メインは夫が『トラウト・アマンディン』(写真の左、鮭のソテー)、私は『テンダーロインのシャトーブリアン』シャトーブリアンなんて、聞いたことはあっても食べたことはないからどこだろうと思っていたら、柔らかい柔らかい、ヒレの中でも中心部という贅沢品でした。絶対おすすめです。

同席のおばさまは、メニューにはない『ハンバーガー』を注文。船内のハンバーガーショップで作っているもので、船内にあるものは何でも注文して良いそうです。さすが、常連客。「ダイヤモンド・プリンセスに乗ったら、いつも最初にここでハンバーガーをいただくのが楽しみなの」と優雅なほほえみ。素敵すぎる。

デザートは『ミルキーチョコレートヘーゼルナッツスフレ アマレットザバイオーネ添え』ふんわり温かいスフレの中にクリームが入っていました。くどくない甘さでおいしかったです。紅茶と共に。

同席の皆さんと和やかにランチを楽しんでいると、何やら英語で放送が入りました。英語なのでスルーしていたら、おじさまが「客室の準備ができたから入っていいって。」と教えてくださいました。かっこいい。

私たちの部屋へ

避難場所(私たちはプリンセスシアター)を確認してから客室へ。13:38、ドア前にSGムービングに頼んであったスーツケースがもう届いていました。ベリッシ…(以下自粛)

メダリオンが反応してドアのロックが自動で外れます。すごい。モニターに顔写真も。ドア自体は開かないので手動で開けます。

ベッドやら洗面所やら写真撮影。客室に関しては 『④ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅰ(客室)』 に詳しく書きました。避難訓練のビデオをテレビで視聴(スマホなどでもOK)。見るとチェックされるようで、その後何度も船内放送でまだの人は見るように言われていました。

冷蔵庫の中と机の引き出しに前のお客さんの物が残っていたので、客室係のお兄さんに言って片づけてもらいます。なぜか、こういう部屋に当たる私たち。前回のクルーズの際も前泊したホテルの冷蔵庫の上にコンビニのお惣菜が、クルーズのベッドの上には前夜に配られたデイリープログラムが、残っていました。

こちらはテーブルに置いてあった私たち用の書類たち。スタンプラリーあるんだ、やってこようっと。

早速スーツケースの中身を所定の位置へ片付けます。14:00から歓迎説明会があって見に行く予定にしていたのに、片付けに夢中で忘れてしまいました。

15:00過ぎからネットで見なければならない用事があったので、今回はWi-Fiサービスの『メダリオン・ネット』を購入し、無事、見ることができました。

ダイプリ名物『鏡割り』『ベイブリッジくぐり』

ワンピースに着替えて、楽しみにしていた『鏡割りセレモニー』を観にグランドプラザへ。たくさんの方が心待ちにしています。日本で製造された船で、日本周遊が多いせいか和風のイベントがあるのは面白いですね。

船内のお偉いさんが3人で木づちを持って酒樽を囲み、クルーズディレクター(CD)の美紀子さんが盛り上げてくださり、観客みんなでカウントダウン。掛け声に合わせて鏡割りが行われました。お猪口に入れたお酒がふるまわれますが、私は下戸なのでご遠慮申し上げ、夫はもらって飲んでいました。飲みやすくておいしいと言っていました。

お酒飲めない代わりに、アイスクリーム・バーに行って抹茶アイスを「スモール」で注文。普通はソフトクリームになるのかな?私はこれで十分です。味は他にバニラとチョコレートがあり、ソフトクリームはミックスにもできます。

乗船中に3種類のアイスを制覇しようと思っていましたが、毎食後にデザートを何かしら食べていたので、アイスは結局この1回しか食べませんでした。

予定では16:00から『セイルアウェイ・キックオフ』17:00から『出港パーティ』となっていましたが、16:00になってもそれらしい催しは始まらず、17:00から何やら楽し気なダンスなどが始まりました。

18:00出港。これも名物『ダイプリ・ベイブリッジくぐり』。せっかくなので、一番上でその時を待ちます。ベイブリッジがどんどん近づいてきて、「や、これ、本当にくぐれるん?ひっかかるんじゃない?」と真面目に心配になるほどの接近からの真下通過。迫力ありました。

ちなみに、MSCベリッシマは大きすぎてベイブリッジをくぐれないので、橋の外側に停泊していました。横浜のイベントで観覧車がゆず太郎になるのですが、見えないかとキョロキョロしましたがわかりませんでした。

中秋の名月とディナー

本日は中秋の名月、それも満月とあってきれいなお月様を見ることができました。この写真は18:00頃のものです。

初日のディナーは『インターナショナル・ダイニング・ルームに18:20相席』で予約してあります。今回のダイプリではあらかじめスマホでディナータイムのみメインレストランの予約ができます。4つあるレストラン・時間・相席か否かが選べます。私たちはクルーズの予約自体が遅かったので、全日程希望の予約はできませんでしたが、おおむね希望通りに取ることができました。予約がなくてもメインレストランには入れますし(少し待ち時間がある場合も)、ビュッフェは予約不要なので食いっぱぐれることはありません。

メニューはレストランの前に貼り出されており、席に着くと同じものが1人ずつ配られます。左側上には『本日のおすすめ』でコースになっています。その下は、定番料理で和食やパスタが書いてあり、ほぼ毎日同じメニューが書かれています。人気の「タコの酢の物」「鶏の照り焼き」などはこちらに書かれています。

右側は日替わりのメニューが『前菜・スープ・サラダ』『メインコース』に分かれて書かれています。注文に決まりはありません。日替わりなので「これおいしそうだけど明日にしよう」は危険です。食べたいものはその日のうちに。『デザート』メニューは食事が終わったら別途持って来てくれます。

本日の前菜は「プリンセス・シュリンプ・カクテル」、スープは「ベイクドポテトスープ」にしました。シュリンプカクテルは見ての通りのおしゃれさん。パンとタップウォーター(無料の水道水・何も言わなくても注いでくれます)。

スープはベリッシマもそうでしたが、たっぷり入っています。特にこのようなポタージュ系はこれだけで腹何分目?って感じに溜まります。

メイン料理、夫は「夏のシーフードシチュー」「鶏の照り焼き」です。シーフードシチューはブイヤベースっぽいですね。鶏の照り焼きは安定の美味しさ。一切れもらいました。

私は昼にもステーキ食べましたが、夜も「じっくりとローストしたプライムリブとローズマリー風味の肉汁ソース」にしました。食べ応え十分。

同席は神奈川からの親子(お母様と娘さん2人)と東京からのご夫婦で、和やかにおしゃべりしながら過ごせて楽しかった!同じ船で過ごすのでその後何度も顔を合わせ、挨拶できるのも同席の楽しみです。お母様が食べてらした「とんかつカレー」もおいしそうでした。

食事が終わるとデザートメニューが配られます。左は飲み物で、ドリンクパッケージに入っていなくても無料で注文できます。右の上は日替わりのメニュー。真ん中の「定番メニュー」のすぐ下、線で囲われている部分がプリンセスオリジナルのチョコレートスイーツ『チョコレート・ジャーニー』で、こちらも追加料金なしで自由にオーダーできます。

せっかくなので、チョコレート・ジャーニーのデザートをいただきましょう。夫は「ライチ・ラズベリー・ローズムース」私は「プリンセス ラブボート ドリーム」をチョイス。チョコレートでも甘すぎずおいしかったです。紅茶も頼みました。

食後に『泉の湯』で明後日の予約をし、ビュッフェを見て回ってスイカがあったので追いデザート。冷たいレモネードはコーヒー・紅茶と共に無料です。

部屋がビュッフェやプールのある階だったので、帰りにまた中秋の名月が見られました。これは20:15の月。

コミカルなジャグリングショー

一旦部屋で休んでから、21:15からのショーを観るため20:50頃会場へ。ほどほどの客入りでしたが、ど真ん中の良い席が二つ空いていたので、そこに座れました。

ショーは、『David Aikenによる”The Checkerbord Guy”』。日本語も話す男性ジャグラーがコミカルにステージを盛り上げています。お客さんをステージに上げてやるパフォーマンスでは、「あの人、仕込み?」と思うくらい皆さんノリノリで、ハラハラドキドキの場面もあり、始終笑顔の楽しいステージでした。

部屋に帰り、シャワーを浴びて(このシャワーは…ベリッシマに軍配上げます)、明日の朝のモーニングサービス(欲しい食べ物と希望の時間にチェック)を記入してドアの外にかけておきます。夏からサービス料がかかるようになった部分もありますが、このように記入してかけて置くタイプのルームサービスは無料です。ただし、チップは別途必要。

昼前に乗船してから半日、イベントやらお食事やらショーやら目いっぱい楽しんで、初日の夜は大満足で過ぎて行く…かと思われましたが、部屋のエアコンが寒くて調節が効かない!他の部屋の声がうるさい!喧嘩してる?なんかドタバタした音が聞こえてちょっとストレス。これ以上うるさかったらフロントに言おうと思ったころ何とか騒音も収まり、無事就寝。明日は終日航海日。目いっぱい楽しみましょう♪

『⑫ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 3日目(9/30・土) 終日航海日1』へ続きます。

『① ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 申し込み』 『② ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 メダリオン・クラス登録』 『③ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 準備』 『④ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅰ(客室)』 『⑤ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅱ(メインダイニング)』 『⑥ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅲ(ビュッフェ他)』 『⑦ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅳ(大浴場・コインランドリー)』 『⑧ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 船内Ⅴ(イベント)』 

『⑨ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ2023 日程(9月28日~10月6日)』 『⑩ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 1日目(9/28・木) 富山→横浜』 『⑪ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 2日目(9/29・金) 横浜乗船日』 『⑫ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 3日目(9/30・土) 終日航海日1』 『⑬ ダイヤモンド・プリンセス 片道クルーズで台湾へ 4日目(10/ 1・日) 終日航海日2』 

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